SANDは世界中の人々がメタバースを楽しめるThe Sandboxで使われている暗号資産です。仮想空間に広がる新たな市場、その経済の血流の役割を果たすSANDの実体に迫ります。

「そもそも、SANDってなに?」
「メタバースの中で使われる通貨ってどういうこと?」
「ザ・サンドボックスの成長とともに値上りするの?」
暗号資産(仮想通貨)のSANDが日本で広く知られていないため、疑問に思うことも人それぞれ。
この記事ではSANDの基本から今後の見通しにいたるまで、SANDを知らない人にも興味をもっていただけるように解説しています。
この記事でわかること
- SANDの概要と4つの大きな特徴
- ザ・サンドボックスとSANDの関係性と役割
- SANDの過去の価格推移から分かる値動き想定
- SANDの将来性と今後の予想・見通し
メタバースに作られる巨大市場「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」の基軸通貨のSAND。
リアルな社会との橋渡し役となるSANDについて分かりやすく解説していきます!
The Sandbox(SAND)とは?

SANDはThe Sandbox(ザ・サンドボックス)と呼ばれるメタバース(仮想空間)内の土地を買ったり、ゲームやアセットの売買につかえる通貨です。
「The Sandbox」は何を指してるの?
「The Sandbox」は「暗号資産」「メタバース」「暗号資産の開発・運営元」の3つの意味があります。この記事において「The Sandbox」は暗号資産のみを指し、その他は「ザ・サンドボックス」で統一します。
ザ・サンドボックスには広大な土地の上に街が作られ、すでにアバター(人々の分身)が遊んだり買い物したり、現実世界と同じ生活を送っています。
映画「レディ・プレイヤー」をはじめ、仮想空間(メタバース)をモチーフにしたハリウッド作品の世界観がようやく現実味を帯びてきました。
近い将来、メタバースで世界中の人々が生活できるように、大企業がスタートアップに先行投資をしてメタバース内における都市開発を着々と進めています。
その一つがザ・サンドボックスであり、メインで使われる主要通貨がSANDです。
さて、SANDの暗号資産として基礎知識を見ていきましょう。
暗号資産名 | The Sandbox(ザ・サンドボックス) |
シンボル | SAND |
誕生年月 | 2012年 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW(Proof of Work) |
発行上限枚数 | 3,000,000,000枚 |
価格 | 181.35円 |
時価総額 | 231,527,447,898円 |
時価総額ランキング | 37位 |
詳細 | The Sandbox公式サイト |
web3時代に日常となる「メタバース × NFT」の未来をともに築くAPECoinとMANAに次ぐ時価総額を誇ります。
ApeCoinとMANAってなに?
アメリカでは米ドル、欧州ではユーロ、日本では日本円が多く使われるように、特定のメタバース(仮想空間)内で頻繁に使われる通貨です。
- APECoinとは:メタバース「Otherside」の基軸通貨、時価総額277,371,462,632円
- MANAとは:メタバース「Decentraland」の基軸通貨、時価総額252,850,735,722円
米ドルから日本円に換金できるように、APECoinやMANAをSANDに交換したり、米ドル・ユーロ・日本円の法定通貨に換金することもできます。
ブロックチェーン技術の賜物です!
さて、暗号資産のSANDを知るには開発・発行元であるザ・サンドボックスを知る必要があります。
日本円の強さ、つまり円安・円高の行方を測るには日本国の経済・政治について理解する必要がありますよね。
それと同じで、SANDの将来性や価格予想に役立つザ・サンドボックスについては、稼ぎ方と始めたかに焦点を当てて解説したので、ぜひ参考にしてください。
The Sandbox(SAND)の特徴
メタバース(仮想空間)市場の拡大とともに価格上昇しそうなSANDには、大きく分けて4つの特徴があります。
1つずつ解説する前に、メタバースで必ず登場するNFTについて簡単に触れておきます。
NFTは非代替性トークンと言われ、ブロックチェーン技術によりデジタルな物でもコピーができないたった一つの価値を与えることができます。
メタバースに存在する土地、建物、人々、乗物、ファッション、食べ物など、ありとあらゆる物をNFT化して唯一無二の価値を与えることができます。
つまり、1つのメタバースに存在する全てのアセットは、現実世界と同じく唯一無二の存在。そのため、NFT化された土地をはじめあらゆるものに価値を付けることができ、メタバース内で経済が回るようになりました。
なおNFTについては「NFTとは?基本からweb3ビジネスの活用まで徹底解説」をご参考ください。

NFTはコピーできない唯一無二の価値あるもの。とだけ知っていれば、SANDの特徴も分かりやすくなりますよ!
特徴①:ザ・サンドボックスの土地NFT「LAND」を購入できる
メタバースで大稼ぎするには仮想不動産での成功が鍵を握ります。中心の土地NFTを取得して都市開発を行い、アバターNFTが集まって経済的に街が潤う。
財閥系デベロッパーと呼ばれる三井不動産・三菱地所・住友不動産が東京をはじめ日本の都市開発を先導しています。
web3ではスタートアップ企業がWEB2.0時代の成功事例をそのままメタバースで実行しているのです。
例えば、暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックは、「Multiverse Galaxy Oasis XXX」プロジェクトを発足し、異なるメタバースでオアシスXXXと称する都市を開発、マルチバースとして自由に行き交える仮想世界を構築しています。
ザ・サンドボックスで開発中の「Oasis TOKYO」をはじめ、Decentralandでは「Oasis KYOTO」、そして2022年8月現在、Othersideで「Oasis MARS」の開発に着手しています。
コインチェックのコンセプトムービーがメタバースに境界がない新たな概念Open Metaverseを分かりやすく表現しています。

この世界観に心が震えました。メタバース実現が確信に変わりつつあります。
初めにSANDでザ・サンドボックスの土地「LAND」が買えると言われたときは実感がわかなかったと思います。
一方で、マルチバースやOpen Metaverseの概念にふれることで、SANDの特徴が理解でき、ザ・サンドボックス経済圏が成長していく様子を想像しやすくなるでしょう。
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コインチェックが「Oasis KYOTO」の都市開発を進めるディセントラランドの主要通貨Decentraland(MANA)と、「Oasis MARS」があるアザーサイドの主要通貨ApeCoin(APE)ついて解説しました。マルチバースプロジェクトでザ・サンドボックスとつながるので、ぜひ参考にしてください。
特徴②:遊びながらSANDを稼げる【Play to Earn】

遊びながらSANDが稼げるって怪しくないの?
こう思われた人も多いハズ。ザ・サンドボックスは「NFTゲームプラットフォーム」でもあり、アイテムやゲームを自作して販売したり遊ぶことができます。
いまはデザイナーとクリエイターがアセットと呼ばれるアイテムや3Dゲームを作って稼ぐのが中心ですが、近い将来、メタバース内のNFTゲームで遊んで稼ぐPlay to Earnのゲーム性をおびてくるでしょう。
例えばMove to EarnのSTEPN(ステップン)のような仕組みをそのままメタバースに応用する格好です。
もちろん、Play to Earnのみならず、「Design to Earn」や「Create to Earn」など、メタバース内の仕事で完成した作品をNFT化することにより、さまざまな「X2E(X to Earn)」を実現することができます。
X2E(X to Earn)とは:遊んで稼ぐ=Play to Earn、デザインして稼ぐ=Design to Earn、創造して稼ぐ=Create to Earnのように、◯◯して稼ぐをXに置き換えた用語。ブロックチェーン技術で完成した仕組みに使われます。
ザ・サンドボックスで遊ぶ人・働く人が多い理由は、土地NFTである「LAND」の高い価値です。メタバースの土地と言えばLANDを紹介するくらい、業界人なら当たり前の話。
LANDがつながった広大な土地はESTATE(エステート)と呼ばれ、大企業や富裕層はこれらを購入して都市開発をしたり、将来の値上がりを期待して保有を続けています。
ESTATE(エステート)とは:LANDが9区画以上つながっている土地のこと。LAND1区画は(縦96m x 横96m x 高さ128m)の土地で、合計166,464区画あります。
上記Oasis TOKYOの周辺エリアは、都市開発元のコインチェックがESTATEやLANDを販売して売買が成立しています。
日本円に換算すると次のとおり。
LAND 2.2 ETH = 503,800円、ESTATE 72.12 ETH = 16,515,480円
1 ETH 229,000円で計算(2022年8月1日時点)
いまは仮想不動産ビジネスと呼ばれており、現実世界と全く同じ稼ぎ方がメタバースで実現しています。
このように都市が発展するとともに人々(アバターNFT)で賑わい、そのなかで遊んで稼ぐPlay to Earnが行われる。
NFTによってリアルな社会の経済がそっくりそのままメタバースで形づくられています。
ちなみに2022年8月現在、ザ・サンドボックスはデザイナーとクリエイターが稼ぐチャンスに恵まれています。
ボクセルアートと3Dゲームを作れるソフトが無料で使えて、作品をNFT化して販売できるマーケットプレイスまで用意されています。
「ザ・サンドボックスの始め方・稼ぎ方」をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
特徴③:LANDとNFTアセットの売買で稼げる
ザ・サンドボックスで作ったNFTアセットは、他のNFTマーケットプレイスで自由に売買して稼ぐこともできます。

デジタルなアイテムをどうやって移動させるの?
少しお話したブロックチェーン技術のおかげなんです。イーサリアムと呼ばれる共通の規格を使っているので、ザ・サンドボックスで制作したアセットを簡単な操作で移動させることができます。

アマゾンや楽天市場で購入した商品をメルカリやヤフオクで転売するのと同じと考えて大丈夫です。
世界最大のOpenSeaでは「The Sandbox ASSETS」が4,000アイテム以上も販売されており、海外のクリエイターはザ・サンドボックスで稼いだお金でリアルな世界の生活を送る人が多数います。

OpenSeaでは1ヶ月の流通総額が数千億円にものぼる巨大なNFTマーケットプレイスです。個人が自由にOpenSeaを使えるため、ザ・サンドボックスで生計を立てることが可能です。
またOaisis TOKYOのコインチェックもNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を運営しており、LANDの売買が中心に行われています。
ザ・サンドボックスでお金稼ぎしたいものの、海外のプラットフォームを利用することに不安を覚える人もいるでしょう。
まずは、日本の暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックでSAND(181円、202年8月1日時点)を買ってみることから始めるのが良いですね。
まずは暗号資産の取扱になれて、それからCoincheck NFT(β版)でThe Sandbox ASSETSを販売することをステップ・バイ・ステップで進めていきましょう。
暗号資産SANDの価格推移と値動きの予想
SANDは上場から2021年7月に至るまで、大きく3つに分けて分析にすることで今後の値動き予想に役立てることができます。
- SANDの価格上昇の理由と解説【上場~2021年3月】
- SANDの価格上昇の理由と解説【2021年3月~2022年12月】
- SANDの価格下落から低迷の理由と解説【2021年12月~2022年7月】
1つずつ解説していきます。
①暗号資産SANDの価格推移の理由と解説【上場~2021年3月】

SANDは2021年になるまで、3円から5円台のレンジを形成していました。
(※)チャートは米ドルですが、すべて当時のレートで日本円換算しています。
しかし2021年に入り11円超をつけて2倍以上の値上り、2月に入るとみるみる価格が上昇して30円超を達成します。
その後23円までの下落にみまわれたものの良い押し目となり、3月30日には93.26円の高値をつける大幅な上昇を見せました。
株式の世界で投資家が憧れるテンバガーを2020年12月と比較して見事に達成しています!
SANDが2021年3月まで価格上昇した理由は大きく分けて2つあります。
- 暗号資産(仮想通貨)市場全体の盛り上がり
- アルファ版シーズン1の提供開始
1つずつ解説します。
暗号資産(仮想通貨)市場全体の盛り上がり
相場が盛り上がっているときは買いの資金が入り続けます。一旦天井を付けて急落しても、短期筋が売り切った後には下落幅以上の価格上昇が起こるものです。
各国の大規模金融緩和に寄ってお金があふれる時代。2021年はあらゆる金融商品がバブル化していました。
暗号資産もその一つ。主要銘柄のビットコインとイーサリアムをはじめ、あらゆるアルトコインが綺麗に値を伸ばし、ご多分に漏れずSANDもテンバガーを達成しています。
アルファ版シーズン1の提供開始
ザ・サンドボックスはメタバースの体験機会を初めて提供するために、アルファ版シーズン1を2021年3月3日にローンチしました。
- Play to Earnの体験
- ステーキングの導入
- LANDの販売
- NFTアバターの制作
値動きもテクニカル的に押し目となっており、公式発表が起爆剤になった格好です。
2022年現在、アルファ版シーズン2を提供中で2022年中にはシーズ3のリリースを予定しています。
肝心のユーザー数について、シーズン1で3万人だった月間アクティブユーザー数はシーズン2で35万人を超えました。

②SANDの価格上昇の理由と解説【2021年3月~2022年12月】

*以下で理由を解説 値動きはいれない 重複してくどい
最後に値動き特性の解説 市場とは乖離した動きを抜き出していく
Meta(旧フェイスブック)がメタバースに本格参入
2021年10月28日、旧フェイスブックが社名を「Meta(メタ)」に変更して業界に衝撃が走りました。
マーク・ザッカーバーグ氏自らがMetaの事業内容を説明しています。
「メタバースの構築に注力する。VRや拡張現実(AR)などの技術を組み合わせて仮想空間で人々が生活するプラットフォームを作る。数年内にはSNSからメタバースの企業へ変革する」
Metaグループ全体の利用者が当時で36億人、世界人口が約80億人ですからMetaが生み出すメタバース市場の大きさは容易に想像できるでしょう。
ちなみに当時の株式市場では「メタバースまたはNFTやってます」みたいなニュースが中小企業から発表されるだけで、銘柄の株価が爆上げしてイナゴタワーを形成しました。
また、関連産業である半導体や5Gを本命とする時価総額1兆円超えの日本を代表する企業の株価も高騰していたものです。
Metaは象徴的な例ですが、後ほど「メタバースとNFT市場の拡大」で解説するとおり、今後最も市場が成長するカテゴリとして期待されています。
③SANDの価格下落から低迷の理由と解説【2021年12月~2022年7月】
TheSandbox(SAND)の将来性と今後の予想・見通し
「メタバース&NFT」ビジネスのザ・サンドボックスをはじめ、成功するweb3プロジェクトを見極める際にまずは4つのポイントを確認します。
- 市場規模が拡大する
- 有力大手企業との資本業務提携や参入
- ユーザビリティの改善
- free to earn戦略
①は資本主義社会におけるお金稼ぎの大原則です。Web2.0からweb3への移行期もこの大原則が通用すると仮定します。
②は独自経済圏が成立に欠かせない要素です。グーグル・アマゾン・アップル・メタ・マイクロソフトを見れば明らか。ただし、Web2.0的発想であることを忘れないようにしましょう。
③はweb3に興味がない人たちを受け入れる土壌になります。スマホが生活インフラになった理由そのものです。
④はweb3に興味がない人が始めるハードルを足首くらいにまで下げる施策です。特に僕たち日本人は保守的なため、暗号資産(仮想通貨)やNFTで盛り上がっている人はほんの一握りであることを忘れてはいけません
ちなみにCryptoNinja創設者のイケハヤさんいわく、NFTを購入したのは8000人程度(2022年7月時点)、2022年12月末までに1万人に達するかどうかと推測されています。
日本人が新しいものに懐疑的であり、メタバースやNFTが普及しづらい現状の端です。
それでは、上記に照らし合わせて暗号資産SANDの将来性を1つずつ解説していきます。
将来性①:メタバースとNFT市場の拡大
世界のNFT市場は2019年に2億1,000万ドルだったものが、2020年には3億1,500ドル(+50%成長)にまで大幅に拡大しています。

また米国の大手暗号資産(仮想通貨)投資ファンドのグレイスケール(Grayscale)のレポートによると、2025年には4,000億ドル(約54兆円、ドル円135円換算)に達すると見込み、収益の大部分をゲーム課金が占めると予測しています。
さらに米国の大手投資銀行のゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は公式サイトでデジタルエコノミーについての洞察を公開し、「Metaverse & Web 3.0」をカテゴライズして情報発信をしています。

背景には富裕層による暗号資産(仮想通貨)をメインにした投資需要の高まりがあるようで、先人を切ってweb3の新たな市場開拓に備えているのでしょう。
Web2.0時代を踏まえると、ゴールドマンサックスが動けば、ヘッジファンド、マクロファンド、アセットマネージャー、銀行から年金基金までの大口が追従します。
「メタバース × オンラインゲーム」の言及も多いことから、ザ・サンドボックスは市場拡大に相乗りでき、暗号資産SANDの価格上昇に大きく寄与します。
将来性②:有力大手企業との提携および参入
第一にザ・サンドボックスを開発したのがAnimoca Brandsであること。成功事例としてOpenSea、Dapper Labs、Yield Guild Games、Axie Infinityがあげれ、既に150以上のメタバース・NFT関連企業に投資をしています(2022年1月時点)。

日本に目を向ければ、国内最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所であるコインチェックのみがSANDを取り扱っており、サンドボックスの土地LANDを所有して、ときおりCoincheck NFT(β版)で販売をしています。
またAI投資に注力するソフトバンクグループのビジョンファンド2を中心とするシリーズBから9300万ドルを2021年11月に調達したことも話題に。
加えてドラゴンクエスの生みの親スクウェア・エニックス(スクエニ)とも2022年3月に提携し、スクエニのゲームIP(知的財産権)をNFT化など、メタバースへの導入を進めていきます。
ザ・サンドボックスはweb3に向けたメタバース × NFTの新市場の発展を牽引することはもちろん、併せてWeb2.0で企業が世に送り出した有力コンテンツのNFT化とメタバースへの活用を同時に進めているのです。
将来性③:プログラミング不要のメタバース・NFT専用ツール
メタバース・NFT市場で圧倒的No.1になるには、web3に興味がなくブロックチェーン技術に抵抗感を覚える人々に利用してもらう必要があります。
ザ・サンドボックスは誰でもサクサクメタバースを楽しめる3つのツールを既に無料で提供しており、作ったアイテムをNFT化して売買できるマーケットプレイスまで用意されています。
- VoxEdit:ボクセルアートの制作
- Game Maker:3Dゲームの制作
- アバター:あなたのアバターを制作
- Shop:NFTアセットを売買できるマーケットプレイス
プログラミングが不要な上に日本語情報も充実してきて、初心者さんでも直観的に操作できるようになています。
Shopでは無料で制作したボクセルアートや3Dゲーム、所有しているLANDまで売買でき、これらをアセットと呼んでいます。
アセットが売れたときのみ販売者に5%の手数料が発生してザ・サンドボックスに還元され、その後にアーティスト、クリエイター、および素晴らしいプロジェクトに資金が回るエコシステムになっています。
ザ・サンドボックスには世界中の人がNFTを使ってメタバースを堪能できる土台が完成しています。
あとはツール・ソフトのユーザビリティをさらに改善して、小学生でも迷うことなく楽しめる位になれば良いでしょう。
将来性④:世界中の人がFree to Earnできるメタバース
フリー戦略はweb3でも有効です。Play to Earn(P2E)をはじめ多くのX to Earnプロジェクトはスタートのハードルを下げています。
人種・性別・経歴を問わないweb3では、ビッグテック(GAFAM)以上のユーザー数を誇るプラットフォームとなり徹底的にコストを下げることもできるでしょう。(※)
現にザ・サンドボックスの経済圏では販売成立時に手数料が発生する程度で最先端のツールが無料で開放されています。
ザ・サンドボックスを入り口にしたメタバース(仮想空間)の世界が開放されています。あとはその時を待つだけです。
(※)ビッグテックのようにユーザーを独占するわけではありません。web3時代には、国境はもとよりリアルとバーチャルの境界もなくなり、ユーザーは自由にプラットフォームを行き来できるものと考えます。
The Sandbox(SAND)の購入でおすすめの取引所と買い方
日本の暗号資産取引所でThe Sandbox(SAND)を購入できるのはコインチェック(Coincheck)のみです(2022年8月1日時点)。
販売所方式による購入にかぎらるためスプレッドコストは発生しますが、コインチェックから直接購入できるメリットもあるので、順番に解説していきますね。

海外の取引所でも購入できますが、暗号資産を送付するなどの手間がかかります。
また日本の金融庁から営業許可を得られていない点を考慮すると、自己責任の要素がいっそう強くなります。

暗号資産の入金手数料 | 無料 |
暗号資産の送金手数料 | 銘柄で異なる(コインチェックユーザー間は無料) |
日本円の入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり) コンビニ入金:3万円未満770円、3万円以上30万円以下1,018 円 クイック入金:3万円未満770 円、3万円以上50万円未満1,018 円、50万円以上入金金額×0.11% + 495 円 |
日本円の出金手数料 | 407円 |
The Sandboxに適用されるサービス | 販売所での売買 |
開催中キャンペーン | 新規の口座開設で1,500円分のビットコインをプレゼント(9月30日まで) |
詳細 | コインチェック公式サイト |
コインチェックの販売所でSANDを買うメリットは次のとおり。
- 500円相当から買える(7月17日時点)
- 個人間取引ではなくコインチェックから直接買える
- マネックスグループの潤沢な資本と堅牢なセキュリティで安心
- 国内ダウンロード数No.1のスマホアプリで簡単に管理できる

500円相当から買える手軽さがポイント!暗号資産が初めての人でもお試し感覚で始めることができます。
スプレッドコストはデメリットとして強調されがちですが、4つのメリットに納得できた人は将来性の高いSANDを安心してコインチェックにあずけておくことができますね。
「メタバース × NFT」の市場拡大がSANDの価格を押し上げる
NFTによってメタバースで経済が回るようになりました。web3の新時代に向けて、ザ・サンドボックスではOasis TOKYOをはじめ都市開発が着々と進められています。
「メタバース × NFT」市場を牽引するザ・サンドボックス。その基軸通貨であるSANDは大きな価格上昇が見込まれ、世界中の投資家がポートフォリオに組み入れることでしょう。
暗号資産SANDのまとめ
- 暗号資産SANDは「メタバース × NFT」市場をリードするザ・サンドボックスの主要通貨
- ザ・サンドボックスではNFTアセットを制作・売買してSANDを稼ぐことができる
- マルチバースのコンセプトよりザ・サンドボックスと他のメタバースに境界がなくなるとともにSANDも流通量も増加する
- Web2.0時代の大手有名企業がザ・サンドボックスと提携または投資によりweb3の新世界を作る第一候補と言える
- 日本の取引所で暗号資産The Sandbox(SAND)を購入できるのはコインチェックのみ
ブロックチェーン技術が分からなくてもメタバースとNFTを身近にし、ザ・サンドボックスでSANDをいつもの生活と同じように使っていける。
ザ・サンドボックスを通じて世界中の人々がメタバースで過ごす日常風景を想像できるのではないでしょうか。
映画「レディ・プレイヤー」の世界が近い未来に訪れる。こう強く感じさせてくれるザ・サンドボックスの将来、そして基軸通貨SAND価格上昇を楽しみに見守っていきましょう!