楽天ウォレットでビットコインを日本円と楽天ポイントで購入する方法を解説。ところで、手数料無料は本当でしょうか?楽天ウォレットでビットコインを買った時点で損する原因のスプレッドについても説明します。

「楽天でのビットコインの買い方を知りたい。」
「楽天でビットコインを買うと損するって本当なの?」
楽天でビットコインを買うには、暗号資産(仮想通貨)取引所の楽天ウォレットを利用します。
この記事では、楽天ウォレットでのビットコインの買い方に加えて、買った時点で損する理由が分かります。
大切な3つのポイント
- 楽天グループでビットコインを買うには楽天ウォレットを利用する
- 楽天ウォレットでは日本円と楽天ポイントでビットコインを購入できる
- 楽天ウォレットでビットコインを買った瞬間に4%程の損失を抱える
ニュースやSNSでも、ビットコインの将来性に期待する声をたくさん聞くようになりました。
2022年からガチホしておけば、数年後にたくさん稼げそうな印象をお持ちではないでしょうか。
楽天ポイントを使えばビットコイン投資を気軽に始められるので、楽天経済圏の投資家から大変注目されています。
ただし、楽天ウォレットでビットコインを買うとスプレッド手数料(4%程)が上乗せされるのも事実です。
楽天ポイントの還元率をはるかに上回る手数料がかかることを正しく知るために、ぜひご参考ください。
ビットコインの基本と購入前のチャート確認
ビットコインは銀行やクレジット会社が全く関係せずに、世界中のお金の送金や入金、保管や管理ができるデジタル通貨です。
送金処理が早く、手数料が安く、世界中の誰もが平等に決済システムを使えることから、法定通貨に変わる通貨として注目されています。

デジタル通貨としての基礎情報のあとに、リアルタイムのチャートのみ載せておきます。
さっそく買い方を知りたい方は「楽天ウォレットでビットコインを買った時点で損する理由」へお進みください。
暗号資産名 | Bitcoin(ビットコイン) |
シンボル | BTC |
発行上限枚数 | 2,100万枚(上限枚数には2140年に到達予定) |
価格 | 2,802,139円 |
時価総額 | 約53兆7,100億円 |
時価総額ランキング | 1位 |
暗号資産取引所のビットフライヤーが提供するチャートです。
左上のメニューバーより、ローソク足を1分足~月足まで変更できます。
緑色の陽線が上昇を、赤色の陰線が下落を表しています。
暗号資産(仮想通貨)冬の時代と言われる2022年、ニュースとともにチャートを毎日確認して、上昇タイミングを推測していきましょう。
楽天グループでビットコインが買えるサービスとは

数ある楽天グループのなかでビットコインが買えるのは、楽天ウォレット(Rakuten Wallet)のみとなります。
金融商品を取り扱う楽天銀行と楽天証券でビットコインを買うことはできません。
楽天ウォレットは暗号資産(仮想通貨)交換業者として金融庁に登録済みで、ビットコインの他にも2つの銘柄を取り扱っています。
もちろん、楽天ポイントを使ってビットコインを購入することができ、楽天を利用する投資家から注目を集めています。

口座開設で500ポイントプレゼントや「SPU」もあるので、後ほどおトクな情報をご紹介します。
続いて楽天ウォレットの会社情報ですが、早く本題を知りたい方は「楽天ウォレットでビットコインを買った時点で損する理由」から読み進めてください。
楽天ウォレット(Rakuten Wallet)とは
こちらのYouTubeをご覧いただくと、楽天ポイントでビットコインに投資ができ、利益がでたら楽天キャッシュへチャージして支払いに使えることが分かります。
従来の楽天サービスと同じく、楽天経済圏にビットコインが浸透していく様子をイメージできますね。
まずは取引所の概要を一覧でご紹介します。
取引所名 | Rakuten Wallet(楽天ウォレット) |
暗合資産の種類 | 3種類(BTC、ETH、BCH) |
提供サービス | 現物取引、レバレッジ取引 |
取引所手数料 | ー |
販売所手数料 | スプレッドコスト |
日本円の入金手数料 | 無料(振込手数料はお客様負担) |
日本円の出金手数料 | 300円 |
ビットコインの入庫手数料 | 無料(外部ウォレットからの送金手数料はお客様負担) |
ビットコインの出庫手数料 | 0.001BTC |
最小注文数量(現物) | 購入:100円、売却:0.0001BTC |
スマホアプリ | Wallet R |
パソコンツール | ー |
詳細 | 楽天ウォレット公式サイト |
楽天ウォレットは暗号資産(仮想通貨)交換業者※として登録しており、ビットコイン(BTC)などの暗号資産の取引を行っています。
暗号資産(仮想通貨)交換業者とは:一般的に暗号資産取引所や単に取引所と呼ばれています。金融庁の厳しい審査基準に合格した限られた業者のみが、ビットコインの取扱いを許されています。
楽天銀行や楽天証券はビットコインを販売しておらず、楽天ウォレットのみで購入が可能です。
日本ではビットコインの用途が少ないことから、楽天グループをフル活用している方でも楽天ウォレットに馴染みのない人が多いのが現状でしょう。
そのため、楽天はグループの強みを活かし、楽天ポイントSPUなどのインセンティブで楽天ユーザーがビットコイン投資を始めやすくしています。

現金を使わずにビットコイン投資をお手軽に始められるメリットがあります。
価格の変動が激しいので、現金での投資の場合、資産の増減がストレスの原因になります。
楽天ウォレットでビットコインを買った時点で損する理由
楽天ウォレットを調べているとき、YouTubeやツイッターで損する悪い評判・口コミをご覧になりませんでしたか。
悪い噂が立つ理由は暗号資産(仮想通貨)取引所ならではの仕組みにあり、決して楽天ウォレットに限った話ではありません。
ただし、楽天ウォレットでビットコインを買うデメリットや注意点を正しく理解しておかないと、投資パフォーマンスが大きく低下しかねません。
まずは、楽天ウォレットに批判的な評判・口コミが多く見られる理由を解説し、その後にビットコインの買い方を説明していきます。

楽天ポイントが使えるメリットばかりを強調するメディアが多いです。
今回はマイナスな面もお伝えして、ご納得いただいた上で楽天ウォレットを活用していただけたらと思います。
ツイッター|楽天ウォレットの悪い評判・口コミ
ツイッターで「楽天ウォレット」と検索して、悪い評判・口コミのツイートを1つずつ確認しました。
批判的な内容の大半を一言でまとめると、スプレッドコストの高さです。
スプレッド手数料とも呼ばれるもので、ビットコインを買った時点で上乗せされる手数料になります。
楽天ウォレットのスプレッドについて、数値で示したり他の取引所と比較して冷静に批判してくれているツイートを中心に一例をまとめてました。

ビットフライヤーとは6年連続ビットコイン取引量No.1を誇る老舗の暗号資産取引所です。
松本人志さんがイメージキャラクターを勤め、業界の顔として広く知られています。

先程のビットフライヤーを普段使いにしている理由は、取引の手数料が安いことが考えられます。
また、こまめに入出金をしてお金の管理をする方は、楽天ウォレットからの出金手数料300円も覚えておきましょう。

ビットコイン取引量No.1のビットフライヤーと比較するツイートを多く見ました。
楽天ウォレットの送金手数料はビットフライヤーの2.5倍と報告されています。

「楽天ウォレットが販売所と知った!」がこの記事のメインテーマに深く関係しています。
後ほど販売所のスプレッドの概要を解説し、楽天ウォレットでビットコインを買った瞬間から損する理由を説明します。

販売所におけるスプレッドの広さに言及しています。
また、上記にもあったコインチェックは、ビットフライヤーと同じくビットコインの取引手数料が安くて多くのユーザーに利用されています。

コインチェックの取引所におけるビットコインの購入手数料は無料です。
一方で楽天ウォレットはスプレッド手数料が4.5%とすると、10万円分のビットコイン購入時点で4,500円の損失を抱える計算になります。

楽天ウォレットのSPU条件を達成するために必要なビットコインの売買方法の提案です。
買って即売ることを繰り返して26万円以上の売買代金になれば、SPUで損益分岐点がプラスになる計算のようです。

楽天ウォレットからビットコインや他の暗号資産を出庫(出金・送付)するときは手数料の高さに驚くでしょう。
送付数量を問わず、出庫手数料0.001BTC(約2,800円)を支払う必要があります(10月1日時点)。

ポイント投資は気軽に始められる反面、投資パフォーマンスの追求を緩めます。
投資は1%でも利益を高める努力の積み重ねが複利効果に表ることを忘れないようにしたいですね。

楽天ウォレットの販売所のスプレッド手数料が4%超と算出できます。

楽天SPUの条件達成のために、ビットコインを買って即売ることを行った結果のようです。

スプレッドは細かく言うと、手数料に分類されません。
理由は取引所が仲介していないためですが、実質的には手数料と変わらないことをツイートしています。

最後に、楽天ウォレットに限らず他の大手取引所もスプレッドが広いことを示唆してます。
初心者の方の多くが販売所を利用するため、スプレッド手数料で稼げることを暗にほのめかしたツイートです。
ここまでのツイートより、楽天ウォレットにおけるビットコイン購入時のスプレッドは4%以上であることが分かります。
スプレッド4%について、手数料として換算すると次の通りです。
- ビットコインを1万円買う・・・400円を支払う
- ビットコインを30万円買う・・・12,000円を支払う
- ビットコインを100万円買う・・・40,000円を支払う
ビットコインへの投資金額が大きくなるほど、スプレッド手数料が無視できない割合であることを実感できるのではないでしょうか。
またスプレッドは取引回数が多くなるほと負担が大きくなります。一日に何回も売買をするスキャルピングと呼ばれるトレード手法では、莫大なスプレッド手数料を支払うことになるので大きなデメリットになります。
楽天ウォレット 手数料無料の注意喚起
続いてはYouTubeにおける「楽天ウォレットの手数料無料」の注意喚起です。

スプレッド手数料がかかるのになんで無料なの?
スプレッド※とは、暗号資産(仮想通貨)の買値と売値の差のことで、あなたが買うときには高く、売るときにや安く設定されています。※広げる・伸ばすを意味する
あらゆる金融商品において、スプレッドのみはその他の手数料と分けて呼ぶことが慣習になっており、各社の手数料一覧いおいてもスプレッドの説明はありません。
ただし、ユーザーからしたらスプレッドコストはその他手数料と変わりなく金銭で負担することから、分かりやすく手数料と一律表記して説明するメディアが増えています。
楽天ウォレットに限らず、販売所方式における手数料無料はPRされるポイントなので、誤解しないように覚えておくと良いですね。
次のYouTubeは楽天ウォレットの取引画面を見ながら、スプレッドの広さを解説した動画です。
動画より、ビットコインのスプレッドは次の計算式で表されます。
スプレッド = 購入レート ー 売却レート
YouTubeやSNSで言及されている楽天ウォレットでビットコインを買うと高くなる理由は、同時間における購入レートが売却レートよりも4%以上高くなっているためです。
販売所のスプレッドとは
改めて販売所のスプレッドについて整理します。
暗号資産(仮想通貨)交換業者はビットコインを始めとした暗号資産を2つの方法で取り扱っています。
- 販売所方式:取引所と直接暗号資産を売買する
- 取引所方式:取引所が仲介してユーザー同士で暗号資産を売買する
楽天ウォレットはビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュのいずれも販売所方式で取り扱っており、スプレッド手数料を加えた価格で各銘柄を販売しています。
ただし、「スプレッド = 悪」ではなく、販売所は楽天ウォレットと直接ビットコインを売り買いができるので、スムーズに注文を完了することができます
詳細は「暗号資産の販売所のスプレッドが狭いおすすめ国内取引所を比較」にまとめたのでぜひご参考ください。
取引所方式ならビットコインを安く買える
どうしても楽天ウォレットでビットコインを買いたい理由がない限り、取引所方式でビットコインを販売する業者を利用した方がはるかに購入価格を安くすることができます。
例えば、老舗業者であるコインチェックは手数料無料でビットコインを購入することができます。
同じ日時に10万円分のビットコイン(BTC)を楽天ウォレットとコインチェックで購入すると、保有した時点から大きな利益の差が生まれることに驚くでしょう。
- 楽天ウォレットで10万円分のビットコインを購入:BTCの価値96,000円(スプレッド手数料4%で計算)
- コインチェックで10万円分のビットコインを購入:BTCの価値100,000円(スプレッド手数料は無料)
同じビットコインを買った瞬間から4,000円も損失を抱えることは、スプレッドが広い楽天ウォレットを利用する最大のデメリットです。
楽天ユーザーの方が楽天ポイントをフル活用したい気持ちも理解できますが、ビットコインのスプレッド手数料でポイント分を遥かに上回る損失を抱えてしまっては元も子もないでしょう。
少しでもビットコインを安く買うため取引所方式で暗号資産(仮想通貨)を買えるオススメ業者を解説しました。
ビットコインへの投資パフォーマンスを高めるためにもぜひお役立てください。
楽天でのビットコインの買い方
ここからは楽天ウォレット(Rakuten Wallet)における2つのビットコインの買い方をご紹介します。
- 日本円でビットコインを購入する方法
- 楽天ポイントでビットコインを購入する方法
順番にご説明します。
買い方①:日本円でビットコインを購入する方法
日本円によるビットコインの購入は6ステップで完了します。
日本円での買い方6ステップ
- 「ホーム」で「ビットコイン」をタップ
- ビットコインの取引画面で「購入」をタップ
- 「購入金額」を入力、「次へ」をタップ
- 注文内容を確認して「購入」をタップ
- 注文の完了通知、「ビットコインへ」をタップ
- 取引完了履歴の記録を確認して購入完了
スマホの画像つきで、日本円でのビットコインの買い方をご説明します。

買い方②:楽天ポイントでビットコインを購入する方法
楽天ポイントによるビットコインの購入も6ステップで完了します。
楽天ポイントでの買い方6ステップ
- 「ホーム」で「楽天ポイント交換」をタップ
- 「BTC」をタップ
- 「交換数量(楽天ポイント数)」を入力、「次へ」をタップ
- 注文内容を確認して「確定」をタップ
- 注文の完了通知、「ビットコインへ」をタップ
- 取引完了履歴の記録を確認して購入完了
スマホの画像つきで、楽天ポイントでのビットコインの買い方をご説明します。

楽天ウォレットのSPU攻略法を損益分岐点を交えて解説
スプレッド手数料を知っていただいた今なら、楽天ウォレットにおける損失リスクをほぼ0にしてSPUを攻略できます。
- 楽天ウォレットのSPUとは
- 楽天ウォレットのSPU達成条件
- SPUを達成するビットコインの売買方法
- 手数料と損益分岐点を計算
楽天ポイントを多くもらう方法を順番に解説します。
楽天ウォレットのSPUとは
楽天ウォレットのSPUとは※、毎月3万円相当分の暗号資産を購入すると、同月に楽天市場での買い物に付与される楽天ポイントが0.5倍アップするキャンペーンです。※SPU:スーパーポイントアップの略称
対象となる暗号資産はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の3種類で、いずれも現物購入に限られます。※レバレッジ取引はSPU対象外です。
付与されるポイントは期間限定で、獲得上限は5,000ポイントまでとなります。

楽天ユーザーさんの多くがビットコインを売買しているため、以下BTCで説明していきます。
イーサリアムとビットコインキャッシュも全く同じなので、2銘柄を売買したい方もご参考ください。
楽天ウォレットのSPU達成条件
楽天市場で毎月26.4万円以上の買い物をする方に限り、楽天ウォレットにて毎月3万円分のビットコイン現物を購入した直後に売却を行う。
売買手数料、スプレッドコスト、税金を差し引きしても楽天ポイントアップでお得になる売買方法である。
SPU達成の売買方法
SPUを利用する目的は楽天市場でのお買い物をオトクにするためです。
ビットコインの値下がりでポイント還元率を上回る損失を出してはいけないことを強調しておきます。
楽天証券で投資できる有名企業の株式のように穏やかな値動きではありません。
ビットコインをはじめとした暗号資産が、ボラティリティが高まると株式を遥かに上回る変動を見せるリスクの高い金融資産です。
そのため、SPU達成のみを目的とするには、ビットコインの現物を買って即売る必要があります。
ただし手数料がかかるので、コスト負けしない対策を続いて解説します。
SPUを達成かつ損しないための手数料を算出(損益分岐点)
手数料内訳 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
売買手数料 | 0円 | ー |
スプレッド手数料 | 1,200円 | 同じ時間における購入価格と売却価格の金額差 |
税金 | 0円 | ビットコインを日本円にして利益が得られた時に発生 |
スプレッド手数料の計算方法
今回はスプレッド手数料を4%で計算します。
日本時間朝・昼・夜における楽天ウォレットの提示レートおよび現ユーザーのツイッターに生の声より、ある程度流動性が確保された時間であれば4%で済むためです。
よって、スプレッド手数料は30,000円の4%分で1,200円となります。スプレッドは変動性のため、4%で算出すれば実際の損益との乖離は小さいと仮定します。
暗合資産の税金について
今回の売買手法ではスプレッド手数料分マイナスになります。そのため税金を考慮する必要はありません。
なお、ビットコインをはじめとした暗号資産の利益は雑職特に分類され、総合課税が適用されます。
損益分岐点の計算方法
上記より、あなたが支払うコストはスプレッド手数料の1,200円のみであることから、損益分岐点は次の通りです。
損益分岐点:1,200円 ÷ 0.5% = 240,000円/ 月
スプレッド手数料を0.5%で割ることにより、ポイント還元分で損失から利益になる買い物の合計金額が24万円だと分かりました。
楽天市場での買い物をいくらの楽天ポイントがもらえるかシミュレーションしてみましょう。
- 楽天市場で一月に30万円分の買い物をした時 300,000円 × 0.5% - 1,200円 = 300P/月
- 楽天市場で一月に50万円分の買い物をした時 500,000円 × 0.5% - 1,200円 = 1,300P/月
楽天ウォレットでビットコインを売買する時間コストも兼ね合わせて、SPUを攻略するかにお役立てください。
楽天ウォレットでのビットコインの買い方に関してよくある質問
ここからは楽天でのビットコインの買い方に関してよくある質問と回答をまとめます。
楽天証券や楽天銀行でビットコインを買えますか?
楽天証券と楽天銀行でビットコインを買うことはできません。
楽天グループでビットコインをはじめとした暗号資産(仮想通貨)を売買できるのは楽天ウォレットのみとなります。
ポイント運用についても、楽天ウォレットがあなたの代わりに暗号資産を運用しています。
ビットコインの交換に利用できる楽天ポイントの種類は?
通常ポイントのみビットコインの交換に利用できます。期間限定ポイントや、他のポイントから交換した楽天ポイントはご利用できません。
ビットコインと交換できる楽天ポイント数量の上限は?
ダイヤモンド会員か否かによりビットコインと交換できる楽天ポイント数量の上限が異なります。
ダイヤモンド会員 | ダイヤモンド会員以外 |
---|---|
50,000ポイント/1注文 500,000ポイント/1ヶ月 | 30,000ポイント/1注文 100,000ポイント/1ヶ月 |
ビットコインの購入に充てられる1ヶ月の利用上限は、他の楽天グループでの利用も含まれるのでご注意ください。
楽天でビットコインが買うと損する理由は?
楽天でビットコインを購入できる楽天ウォレット(Rakuten Wallet)は販売所方式でビットコインを販売しています。
そのためスプレッドコストが上乗せされており、顧客は買った瞬間から損する仕組みになっています。
上記「楽天ウォレットでビットコインを買う前の注意点」で解説したので参考になさってください。
楽天ポイントの還元率を上回るスプレッド手数料に注意しよう
ここまで楽天でのビットコインの買い方を通じて、無視できないスプレッド手数料についても解説してきました。
楽天経済圏をフル活用する投資家の方で、楽天ウォレットの利用に躊躇するのは仕方のないことでしょう。
この記事のまとめ
- 楽天グループでビットコインを買えるのは楽天ウォレット(Rakuten Wallet)
- 楽天ウォレットは販売所方式でビットコインを取り扱っている
- 販売所方式ではビットコインを買った瞬間からスプレッド手数料で損をする
- 楽天ウォレットより格安にビットコインを買うなら取引所方式を利用する
楽天ウォレットの販売所方式を説明せずに楽天ポイントを活用したビットコイン投資法が紹介されているため、スプレッド手数料が発生することをお伝えしました。
楽天でビットコインを買うデメリットと注意点を正しく理解しておけば、購入後に損した気持ちで悩むこともありません。
4%超のスプレッド手数料を許容できる方は楽天でビットコインを購入し、利益率を高めたい方は取引所方式を提供する暗号資産交換業者を検討してみるのが良いでしょう。