FTX Japan公式サイトからアナウンスされている通り、2022年11月10日より同社は行政処分を受けております。
本件に関しまして、業務改善の進捗状況を随時更新してまいります。
出金ができずにご不安な方も多いと思います。僕もその一人です。
いまは静観し、FTX Japanからのご連絡を待ち、適切な対応を心がけてまいりましょう。
>> 行政処分に関するお詫びとお知らせ(FTX Japan公式サイト)

以下、行政処分を受ける前におけるFTX Japanのサービスのご紹介です。2022年11月11日現在、ご利用いただけないことをご了承ください。
最大年利8%の不労所得が受け取れる「FTX Earn」のやり方を図解し、デメリットや注意点も含めて全解説。FTXグローバルが提供する世界標準のステーキングで、FTX Japanで保有する暗合資産の収益率を高めることができます。


FTX Earnの年利が高いから始めてみたいけど、やり方がよく分からない。
長期でガチホしていく銘柄があるけど、資金が寝ていてもったいない。
この記事を読むと、FTX Earnのやり方と仕組み、デメリットや注意点まで分かって長期投資に役立ちます。
この記事でわかること
- デメリットや注意点まで含めたFTX Earnの全体像
- FTX Earnのやり方とともに税金を計算する方法
- 他の投資法と連携したFTX Earnの活用法の概要
人生100年時代において、FTX Earnは暗合資産の運用に欠かせない投資法です。

最大年利8%の不労所得を受取れるので、ぜひ参考にしてください。
FTX Earnとは:FTXグローバルのステーキングサービス
FTX Earnとは、FTXグローバルが提供する最大年利8%のステーキングサービスです。
FTX Japanの口座を持っている人なら誰でも利用でき、マイアカウントから数クリックでステーキングを始めることができます。
10,000ドル相当、日本円にして約150万円※分の暗号資産(仮想通貨)を保有しておくだけで、年利8%もの収益が得られます。※ドル円150円で計算
なかでも、値上がり期待の高いビットコインにも年利8%が付けられるため、150万円分を運用したい個人投資家が賢く活用しています。
メガバンクの普通預金で金利0.001%の時代、暗合資産の利回りの良さに注目した投資家が自動収入を得るためステーキングを利用しています。
22年10月現在、国内取引所ではビットコインやイーサリアムなど主要銘柄のステーキングが提供されていません。
その一方、FTX JapanユーザーはFTX Earnで高い報酬を得ながら長期投資できる大きなメリットがあります。
FTX Earnはレンディング(貸暗号資産)ではない
FTX Earnは暗号資産を貸し出して報酬(貸借料)をもらうレンディング(貸暗号資産)と表現しているメディアもあります。
しかし、FTXグローバルの公式サイトではステーキングとしてAPY(年収率)の解説がされています。
またステーキングは、コンセンサス・アルゴリズムがPoSに基づいた暗号資産(仮想通貨)でないとできないため、PoWのビットコインは対象外です。

なんでFTX Earnはレンディングって紹介されることが多いの?
おそらく、FTX Japanのマイアカウントからステーキングを始める際の選択項目が「P2P暗号資産貸借サービス」と記載されていることが原因です。
ステーキングとレンディングの仕組みは大きく異なります。長期の資産運用では使い分ける必要があるので、覚えておくと良いですね。
FTX Earnの特徴:FTXグローバルのサービスを利用できる
FTX Earn最大の特徴は、世界最大級の取引所であるグローバル版FTX※のサービスを利用できることです。※以下FTXグローバルに統一
世界の取引所ランキング第3位、一日の取引量で10位前後に位置し※、世界中に顧客を抱える取引所となっています。※CoinMarketCapの調査

暗号資産は冬の時代、FTXグローバルは経営危機に陥る企業の融資や買収で、連鎖破綻の危機を防ぎました。
2008年のサブプライムショック、ゴールドマン・サックスに50億ドルの出資をしたウォーレンバフェットと重なります。
バフェット氏の純資産は975億ドル(1兆4,600億円)に達していますが、金融市場が冷え込んだ時代に良い企業へ長期投資したことも大きな要因です。
サムバンクフリードマン率いるFTXグローバルは、潤沢な資本を活かして、未来あるweb3企業に投資を続けています。
最大年利8%のFTX Earnを長期で利用できる可能性が高く、FTX Japanを通じて資産運用に活用することができます。
FTX Earnのメリット3つ
国内取引所では実現できない、FTX Earnのメリットをご紹介します。
メリット
- ビットコインの年利が国内トップ
- アルトコインでも国内No.1の年利を実現
- 自動の積立投資と連携して複利運用できる
- 手数料無料で途中解約できる
FTXグローバルのサービスと連携できるメリットを確認していきましょう。
メリット①:ビットコインの年利が国内トップ
2022年10月現在、年利8%でビットコインのステーキングを提供する国内取引所はありません。
FTX Earnは1万ドル相当(約150万円)※までが年間利回り8%、1万ドル相当以上から5%となります。※ドル円150円で計算
国内大手のコインチェック・ビットフライヤー・GMOコインであっても、ビットコインのステーキングを提供していません。
流動性を確保できるFTXグローバルだからこそ、ビットコインで高い年利を実現できます。
そしてFTX Japanに口座を開くだけで、FTX Earnを利用できるのは最大のメリットです。
メリット②:アルトコインでも国内No.1の年利を実現
2つ目のメリットは、イーサリアムをはじめとしたアルトコインでも、国内No.1の年利回りでステーキングできることです。
FTX Earn 対象の14種類の暗号資産
BTC、ETH、LTC、XRP、BAT、DOT、BCH、ENJ、OMG、QTUM、SOL、FTT、DOGE、AVAX
ビットコインと同じく、1万ドル相当(約150万円)までが年間利回り8%、1万ドル相当以上から5%となります。
国内大手のコインチェック・ビットフライヤーはステーキングを提供していません。
GMOコインでは3種類の銘柄でステーキングできますが、テゾス(XTZ):2.1%〜4.3%、シンボル(XYM): 3.2%〜4.5%、カルダノ(ADA):2.5%〜3.5%で、いずれも報酬年率が5%を下回っています。
FTX Japanで14種類の暗号資産をいずれかを保有すれば、年利8%のステーキングをすぐに開始することができます。
メリット③:自動の積立投資と連携して複利運用できる
3つ目のメリットは、自作できる自動の積立投資と連携して複利運用できることです。
FTX Japanではプログラミングの知識が0でも利用できるソフト「クオンツゾーン」を提供しており、用意されたコードをコピペするだけで暗号資産を自動で積立投資できます。

他の取引所の積立サービスと何が違うの?
クオンツゾーンを使う最大のメリットは、5%近くになるスプレッド手数料がかからないことです。
FTX Japanの取引所で自動積立を設定できるので、0.020%~0.070%の購入手数料のみで済みます。
そのため、長期投資したい暗号資産をクオンツゾーンで自動積立し、そのままFTX Earnと連携して年利8%の報酬を受取ることができます。
クオンツゾーンの設定は「ビットコインを自動積立するやり方」をご参考ください。
メリット④:手数料無料で途中解約できる
FTX Earnでは、手数料無料でステーキングを途中解約できます。
他の暗号資産に投資したいときや価格が下がりそうなときに、速やかに資金を移動させることが可能です。
取引所によっては、暗号資産を移動できないロック期間が設けられているサービスを提供しています。
この場合、ステーキング中の銘柄の価格が下落していても何も対応できず、含み損がステーキング報酬を上回ることがあります。
FTX Earnでは暗号資産がロックされないため、価格が下落する際にポジションを調整して資金を管理できます。
FTX Earnのデメリット2つ
長期投資のパフォーマンスを高めるFTX Earnですが、良いことばかりではありません。
デメリット
- 暗合資産の種類が少ない(国際比較)
- ハッキングリスクはある
1つずつデメリットを見ていきましょう。
デメリット①:暗合資産の種類が少ない(国際比較)
海外の取引所を利用している方には、ステーキングできる銘柄の少なさに物足りなさを感じるでしょう。
世界最大の取引所バイナンスでは、100種類以上の暗号資産でステーキングできます。
価格下落でステーキング報酬以上の損失がでるリスクなどありますが、高利回り銘柄を選べる点は魅力的です。
また、USDTやUSDCなどステーブルコインを日本で取り扱えないことがデメリットになっています。
デメリット②:ハッキングリスクがある
日本円などの法定通貨とは異なり、暗号資産(仮想通貨)にはハッキングリスクがあります。
もちろん、FTX Japanは分別管理の徹底と堅牢なセキュリティ体制を完備していますが、完全に0にはできません。
ただし、FTX Japanのみに全資産を預けず、国際的に評価された取引所に資金を分散してステーキングすることで、パフォーマンスを下げずに資産運用することができます。
また、FTX Earnで運用する資金の上限を決めることで、リスク管理を適切に行うことができます。
なお、FTX Japanは暗号資産交換業者として登録された時点で世界最高クラスの堅牢なセキュリティ対策が担保されていると言えます。
技術的な理解が大変難しいため、金融庁の認定を絶対基準とすることで一定水準の安全・信頼を確保できます。
FTX Earnの注意点3つ
デメリットに加えて注意点もきちんと知っておけば、暗合資産のリスクを限りなく0にできて安心です。
注意
- 年間利回りが変更する
- 報酬以上に含み損が大きくなる
- パーペチュアル取引は一部対象外
FTX Earnの注意点を1つずつ解説します。
注意①:年間利回りが変更する
FTX Earnに限らず、ステーキングの年間利回りは永続するものではありません。
年間利回りが下げられるときには、FTX Earnを続けるかの判断も必要でしょう。
一方で上記「手数料無料で途中解約できる」の通り、暗号資産がロックされないので、柔軟に他の銘柄の投資に充てることもできます。
注意②:報酬以上に含み損が大きくなる
保有する銘柄の価格が下落して、FTX Earnの報酬以上に含み損が大きくなることもあります。
暗合資産の価格は世界経済の影響も受けるため、2021年末以降の冬の時代には買い手がつかず、多くの投資家が損失を抱える傾向にあります。
特に強気相場の高値で買ったアルトコインの場合、購入した価格から1/10(逆テンバガー)になることもあるため、ステーキング報酬でカバーできなくなります。
この点はビットコインやイーサリアムなど主要銘柄で積立投資し、FTX Earnで長期運用することで含み損を抱え続けるリスクを回避できます。
注意③:対象銘柄は現物の暗号資産のみ
FTX Japanは現物の暗号資産以外にも、先物やパーペチュアル(無期限先物)、米ドルと円の法定通貨を取引できます。
FTX Earnでステーキングできる銘柄は以下14種類であることを改めてご確認ください。
FTX Earn 対象の14種類の暗号資産
BTC、ETH、LTC、XRP、BAT、DOT、BCH、ENJ、OMG、QTUM、SOL、FTT、DOGE、AVAX
FTX Earnのやり方・始め方
それでは、FTX Earnのやり方・始め方を画像つきでご説明します。
- P2P暗号資産貸借サービスを無効にする
- FTX JPアプリをインストールする
- アプリでFTX Earnを有効にする
- メインアカウントに暗号資産を入庫する
画像通りに進めていけば年利5~8%が付くので、早速設定していきましょう。
①P2P暗号資産貸借サービスを無効にする
FTX Earnを利用するため、初期設定でONになっている「P2P暗号資産貸借サービス」を無効にします。
これはパソコンからログインしてメインアカウントで設定を変更します。
「<<暗号資産を借りる>>を無効にする」をクリックします。
「無効にする」をクリックします。
これで「P2P暗号資産貸借サービス」を無効化でき、FTX Earnを始められる状態になりました。
②FTX JPアプリをインストールする
FTX Earnはスマホアプリのみで有効にできるため、アプリをインストールします。
ダウンロードはこちら
>> App Store
>> Google Play
通常のアプリと同じ方法でダウンロードできます。
なお、アプリの紹介ページに表示されるBlockfolio(ブロックフォリオ)とは、FTXグローバルが2020年8月に買収したアプリです。
暗合資産のポートフォリオ追跡アプリとして2014年に立ち上げられ、使い勝手の良さから当時で600万ユーザーを抱えていました。
FTXグローバルはブロックフォリオの顧客基盤を獲得し、サービスの改良を重ねてFTX Earnを提供してくれています。
③アプリでFTX Earnを有効にする
FTX Japanにログインしたら、右上の「歯車」をタップ、「プロフィール」をタップ、「資産で利益が得られます」をタップします。
「暗号資産で最大8%のAPYを獲得」の表示を確認し、「利益獲得を開始」をタップして完了です。
④メインアカウントに暗号資産を入庫する
FTX Earnでステーキング報酬を受取るには、メインアカウントで暗号資産を保有する必要があります。
初めて暗号資産に投資する方は、「FTX Japanでビットコインを購入・買い方」をご参考ください。他のアルトコインも全く同じやり方です。
また、他の取引所にある暗号資産をメインアカウントに送付してFTX Earnしたいときには、「FTX Japanに暗号資産を送付するやり方」をお役立てください。
上記①~③を済ませておけば、メインアカウントに暗号資産が入庫した時点でFTX Earnがスタートされます。
FTX Earnの税金の計算方法
暗号資産(仮想通貨)を売買したときに得た利益と同じく、ステーキング報酬は雑所得に分類され総合課税が適用されます。
まず、FTX Earnで得た報酬を算出するため、いずれかの方法で取引履歴を確認します。
- ブラウザの取引履歴からPDFをダウンロードする
- カスタマーサポートに連絡してCSVを発行してもらう
①について、マイアカウントの左上に「取引履歴」が用意されています。
②について、仮想通貨の税金計算ツール「クリプタクト」などを利用する際にCSVファイルがあると便利です。
FTX Earnに関してよくある質問
ここからはFTX Earnに関してよくある質問と回答をまとめます。
P2P暗号資産貸借との違いは何ですか?
こちらはレンディングと呼ばれるサービスで、暗号資産を貸し出しして貸借料を得ることができます。
日本では貸暗号資産とも呼ばれ、GMOコインやJ-CAMのレンディングサービスが有名です。
詳しくは「暗号資産のレンディング(貸暗号資産)とは?」をご参考ください。
ビットコインのAPY(年間利回り)は?
ビットコインに限らず、FTX EarnのAPY(年間利回り)は次の通りです。
金額 | APY |
---|---|
10,000米ドル(約150万円)相当まで ※ドル円150円で計算 | 8% |
10,001米ドル相当以上~10,000,000米ドル相当まで | 5% |
FTX Japanのステーキングは国内取引所で一番高い年利回りとなっています。
FTX Earnのステーキングは年利5~8%の不労所得になる
FTX Japanを通じて利用できるFTX Earnなら、国内No.1のステーキング報酬が得られます。
最後にFTX Earnについて、もう一度おさらいしましょう。
この記事のまとめ
- FTX EarnはFTX Japanから利用できるFTXグローバルのステーキングサービス
- FTX Earnは150円相当まで年利8%でそれ以上は年利5%の報酬が得られる
- ビットコインをはじめ14種類の暗合資産をFTX Earnで運用できる
長期投資の目的でガチホしている暗号資産(仮想通貨)こそ、FTX Earnがおすすめです。
資金を寝かせることなく、年利5~8%の不労所得を受け取ってください。