暗号資産取引所

ビットフライヤーとは?メリット・デメリット・特徴・サービス全解説

ビットコイン投資の初心者におすすめの取引所「ビットフライヤー(bitFlyer)」の特徴とサービス、メリットとデメリット、評判と口コミ、他取引所と比較して分かる強み、ビットフライヤーがおすすめの人まで徹底解説します。

ビットフライヤーとは

「初めて暗号資産に投資するにはビットコインがおすすめと聞くけど、どこの取引所が良いのか分からない。」

「ビットフライヤーを調べてみたけど、情報が多いし他の取引所も気になって、私にぴったりなのかが知りたい。」

ビットフライヤーはビットコイン取引量6年連続No.1、業界最長7年以上ハッキング0(ゼロ)を実現しています。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

あなたの大切な資産を安心して預け入れておける老舗企業であることは、長年の実績が証明済みです。

この記事を読むと、ビットコインに初めて投資するのにビットフライヤーを選べば間違いない理由が分かります。

大切な3つのポイント

  • ビットフライヤーは初心者から上級者のニーズを満たすサービスを全て用意している
  • ビットフライヤーはビットコインを短期トレードと長期投資で運用するサービスを提供している
  • ビットフライヤーは暗号資産取引の事業のみならず社会的課題を解決する企業としても期待が高い

国内取引所を代表するビットフライヤーの全体像が分かるように概要から丁寧に解説していきます。

あなたにピッタリの取引所であるかを判断するために、ぜひご参考ください。

ビットフライヤー(bitFlyer)とは

ビットフライヤー(bitFlyer)の本社オフィス

ビットフライヤー(bitFlyer)は2014年1月9日に設立された暗号資産交換業者で、ビットコイン取引量6年連続No.1を誇る老舗企業です。

個人が暗号資産の売買や積立投資を手軽にできるサービスを提供し、アメリカとEUでも取引所を開いて世界で活躍しています。

三菱UFJキャピタルをはじめ、メガバンクのベンチャーキャピタルから合計41億円の出資を受け、web3ビジネスを牽引する企業としての期待も高いです。

ビットフライヤーは1円から暗号資産を購入できることから、少ない資金で資産運用を始めたい個人投資家から人気の取引所となっています。

ビットフライヤー(bitFlyer)2つの特徴

他の国内取引所には見られないビットフライヤー(bitFlyer)の大きな特徴をご紹介します。

  • メガバンクのベンチャーキャピタルからの出資
  • 暗号資産への投資を簡単にした先駆けの取引所

1つずつ解説します。

特徴①:メガバンクのベンチャーキャピタルからの出資

まずはメガバンクのベンチャーキャピタルをはじめ、そうそうたる顔ぶれから厚い期待を寄せられていることです。

その証拠に合計41億円もの出資を受け、三菱UJFキャピタルをはじめ、東証プライムに上場する大企業傘下の投資会社が株主として名を連ねています。

ビットフライヤーの株主(一部)

SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、第一生命保険、三菱UFJキャピタル、三井住友キャピタル、Recruit Strategic Partners、VENTURE LABO、SBI Investment、電通イノベーションパートナーズ、Quick、GMO PAYMENT GATEWAY、GMO VENTURE PARTNERS、B DASH VENTURES、DIGITAL CURRENCY GROUP、east Ventures、if Incubate Fund

ビットフライヤーが暗号資産やNFTなどweb3事業を展開するとき、大企業のネットワークを活用してスケールできるメリットは絶大です。

株主の顔ぶれからも、ICO,IEO直後に投資資金を回収(トークンの売却)して提携終了するような小ぶりのベンチャーキャピタルとはわけが違います。

メガバンク傘下のベンチャーキャピタルは、日本の人々の生活向上や社会的課題の解決を目指す成長企業への長期投資を基本にしています

ビットフライヤーが、日本の未来に貢献する暗号資産取引所としての期待の表れと言えるでしょう。

特徴②:暗号資産への投資を簡単にした先駆けの取引所

ビットフライヤーが個人投資家に暗号資産を広めた先駆けです。

6年連続ビットコイン取引量No.1は、機関投資家やヘッジファンドが売買のメインの取引所としているからであり、大きな取引をさばける能力を有している証拠となります。

最先端のセキュリティを導入し、業界最長7年以上ハッキング0(ゼロ)を実現。顧客が安心して資産を預けておける環境を整えています。

「1円から買えるビットコイン」など、個人が暗号資産に投資しやすいサービスはビットフライヤーが先行してきました。

コインチェックやGMOコインの大手取引所も追従してきており、老舗企業ビットフライヤーの新たなサービスに多くの期待が寄せられています。

ビットフライヤー(bitFlyer)で売買できる暗号資産の種類

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、そして日本人にファンが多いリップル(XRP)はどの取引所でも売買できます。

あなたの興味があるアルトコインをビットフライヤーで投資できるかがポイントです。

ビットフライヤーが取扱う17種類の暗号資産

BTC、ETH、XRP、ETC、BCH、LTC、MONA、LSK、BAT、XLM、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR

ビットコインをはじめ主要銘柄が揃い、積立投資のサービスもあるため、長期投資について申し分ないです。

将来性の高いアルトコインが追加されていくかに注目していきましょう。

ビットフライヤー(bitFlyer)サービスの種類

ここからは個人が利用できるビットフライヤー14種類のサービスをご紹介します。

  • 簡単取引所
  • bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)
  • 販売所
  • レバレッジ取引
  • かんたん積立
  • ビットコインをつかう
  • Braveと連携してBATをもらう
  • bitFlyerクレカ
  • bitWire SHOP
  • bitWire(β)
  • 友達招待プログラム
  • Tポイントをビットコイン交換
  • IEO(新規上場銘柄への投資)

1つずつ概要をご案内します。

①簡単取引所(ビットコイン取引所)

まずはビットコイン(BTC)のみの売買ができる簡単取引所です。

パソコンとスマホの機能がシンプルで、初心者の方が直感的にビットコインを売り買いできる仕様になっています。

シンプルな板表示と折れ線チャートのみで、テクニカル分析をせずにサクッと取引を完了したいときに最適です。

ビットフライヤー(bitFlyer)の簡単取引所

ビットコインの売買のみのため、以前はビットコイン取引所とも呼ばれていました。

イーサリアムをはじめ、アルトコインはbitFlyer Lightning(プロ向け取引所)で売買できます。

②bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)

続いてはプロ向け取引所の「bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)」です。

簡単取引所とは違い、チャート・板・注文画面・最新ニュースなど、1画面で多くの情報を処理することができます。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の取引画面

bitFlyer Lightningでは現物・FX・先物の全てを取引することができ、次の銘柄の売買が可能です。

現物FX(最大レバレッジ2倍)先物
BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、XLM/JPY、MONA/JPY、EHT/BTC、BCH/BTCBTC-FX/JPYBTC/JPY

海外の取引所でアルトコインに投資する方は、リップル(XRP)を買うためにbitFlyer Lightningを利用される方も多いようです。

参考記事:ビットフライヤーの取引所でリップル(XRP)買い方・購入方法

リップルを送金に使うことで、送金手数料が格安になります。

bitFlyer Lightningは取引手数料が安いので、ビットコイン・イーサリアム・リップル・ステラルーメンの投資におすすめです。

③販売所

2つの取引所に続いて、販売所のご紹介です。

ビットフライヤーでは17種類の暗号資産を販売所で取り扱っています。

販売所で買える17種類の銘柄

BTC、ETH、ETC、BCH、LTC、MONA、LSK、XRP、BAT、XLM、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR

ビットコインやイーサリアムをはじめ主要銘柄とともに、時価総額が大きいアルトコインを取り揃えています。

取引所と販売所の違いはなに?

先に紹介した取引所は、ビットフライヤーが仲介して顧客同士で暗号資産を売買することになります。

そのため板画面を見ながら、いくらの価格にどれくらいの注文数量があるかを確かめ、あなたの希望する価格と数量をマッチングさせなければいけません。

一方で販売所はビットフライヤー自身と売買することになるので、提示された価格で暗号資産を速やかに買ったり売ったりすることができます。

アプリもシンプルで初心者の方が直感的にタップしながら売買を完了できる見た目になっています。

ビットフライヤ(bitFlyer)のスマホアプリの販売所画面

ただし、販売所の価格にはスプレッドコスト(手数料と同様)が含まれており、実際の市場価格よりも、買うときには高い価格で、売るときには安い価格で売ることになってしまいます。

販売所のスプレッドについては「暗号資産の販売所のスプレッドが狭いおすすめ国内取引所を比較」をご参考ください。

④レバレッジ取引

4つ目のサービスは、手元の資金を2倍にできるレバレッジ取引です。

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)で取り扱われているBTC-FX/JPYが該当します。

売りからも利益を狙えるので、売買回数を増やせるメリットがあります。

なお、短期間に大きく稼ぎたい方は「DMM Bitcoinがおすすめの人は?」をご参考ください。

近年、DMM Bitocinはレバレッジ取引に力を入れています。

テクニカル分析ツールの機能性強化ならびにアルトコインが追加され、短期トレードの選択肢が広がり、稼ぐチャンスを増やせるメリットがあります。

⑤かんたん積立

将来性の高い暗号資産をガチホするときに便利な積立投資も用意されています。

サービス名は「bitFlyerかんたん積立」で、暗号資産に自動で積立投資ができます。

積立プランには4つの積立頻度があり、「毎日1回」「毎週1回」「毎月2回」「毎月1回」から選べます

ビットフライヤーなら1円から積み立てていけるので、初心者の方が手軽に投資を始められるサービスとしておすすめです。

⑥ビットコインをつかう

6つ目のご紹介は、ビットフライヤーのシステムを導入した店舗等でビットコインを使えるサービスです。

例えば大手家電量販店のビックカメラでは、注文金額100,000円(税込)までの買い物にビットコインを利用できます。

また、日本赤十字社にビットコイン寄付ができ、bitFlyerアカウントから寄付用ビットコインアドレスへ送金するだけで完了します。

ビットフライヤーは小売店に自社システムを導入することにも積極的なため、アカウントを登録しておけば2023年以降に気軽に暗号資産を使えるようになるでしょう。

⑦Braveと連携してBATをもらう

web3時代にGoogleに代わるWebブラウザとしてBrave(ブレイブ)が注目されています。

プライバシー保護の観点から不要な広告が排除されて、あなたが本当に必要とする情報のみが表示される次世代ブラウザです。

ビットフライヤーはBrave内で使える暗合資産のBATを共同開発しました。

参考記事:暗号資産BATの将来性 | Chromeからの乗換で100%超成長!

ビットフライヤーのアカウントを、デスクトップ版のBraveブラウザ上でBrave Rewardsに連携するとBATを受け取れるようになります。

なお「ビットフライヤーとBrave(ブレイブ)の連携方法」について、後日まとめてまいります。

⑧bitFlyerクレカ

8つ目のサービスは、いつもの買い物でビットコインが還元されるクレジットカード「bitFlyerクレカ」です。

日本で唯一、暗号資産で還元されるクレジットカードとなります。

ビットコインでもらうことのメリットは、BTC自体の価値向上にあります。

2022年は暗号資産が冬の時代と言われ、将来性の高い銘柄の価格が低迷しています。

この時期にビットコインをノーリスクで貯めておけば、2023年以降の価格上昇局面で値上がりによるキャピタルゲインまで狙うことも可能です。

詳細は「ビットコインが貯まる・もらえるおすすめクレジットカードとは?」にまとめたので1枚作るときにお役立てください。

⑨bitWire SHOP(ビットワイヤーショップ)

bitWire SHOP(ビットワイヤーショップ)はビットフライヤーの決済システムを導入した店舗のことで、支払いにビットコインを使うことができます

bitWire SHOP導入店の一例

ビックカメラ、HIS、IDOM、ソフマップ、コジマ、湘南美容クリニック、Smantha Thavasa、Dr.stretch、Kanmu、ゆきざき、ANAP、TECHACADEMY、pollet、L'OPERAIO、UNIVERSAL COIN

「ビットコインをつかう」とサービス内容がかぶっているので、後に統合されるかもしれませんね。

⑩bitWire(ビットワイヤー)

bitWire(ビットワイヤー)はビットコインを送りたい相手のメールアドレスを入力するだけで送付できるサービスです。

送付先の人にもビットフライヤーのアカウントに登録してもらう必要があります。

誰にでも気軽に送れないのですが、ビットフライヤーユーザー同士なら超速でビットコインをやりとりできる点に優れています。

⑪友達招待プログラム

ビットフライヤーでは、あなたの紹介で1人がアカウントに登録することで、招待した人に1,000円分、あなたに500円分のビットコインがプレゼントされます。

友達招待プログラムの名称ですが、家族でも知人でも問題なく、招待用URLからビットフライヤーに登録した全ての人が対象です。

ツイッターでビットフライヤーの招待URLをよく見かけるのではないでしょうか。

あのように、あなただけのURLを作成してビットフライヤーに招待なさってみてください。

⑫Tポイントをビットコインに交換

Tポイントユーザーはビットフライヤーのご利用でポイ活の相乗効果が高まります。

100ポイントからビットコインに交換でき、500円以上のビットコイン決済でTポイントが貯まる仕組みです。

ちなみにTポイントは、TSUTAYA をはじめとする全国のTポイント提携先で使えるので、ビットフライヤーへの登録をきっかけに利用してみるのも良さそうです。

⑬IEO(新規上場銘柄への投資)

新たなサービスとして、IEO※を始める予定です。※IEOとは:取引所に暗号資産を上場させて投資家から資金を集めること。Initial Exchange Offeringの略称。

ハッシュパレットのゲーム「ELF Masters(ELF)」、ナナメウエの暗号資産「YAY」のIEOを予定しています。

IEOではプロジェクトの将来性を見極める手腕が取引所に問われます。また、資金調達の成功そのものがプロジェクトの発展に大きく寄与します。

国内初となったコインチェックのIEO「ハッシュパレットのパレットトークン(PLT)」は大成功を収めました。

そのハッシュパレットがELFのIEOにビットフライヤーを選んだこともあり、国内投資家が熱い視線を注いでいます。

IEOのセカンダリー(上場後における取引所での売買)で短期的に大きく稼げるチャンスもありそうです。

ビットフライヤー(bitFlyer)手数料の一覧

各種手数料について主要なものを一覧表にしました。

手数料の種類内容
取引所手数料現物と先物や暗号資産の種類により異なる
販売所手数料無料、スプレッド有り(変動制)
日本円の入金手数料・銀行振込:無料(振込手数料はお客さま負担)
・住信SBIネット銀行からクイック入金:無料
・住信SBIネット銀行以外からクイック入金:330円
日本円の送金手数料・三井住友銀行への出金 3万円未満の出金:220円、3万円以上の出金:440円
・三井住友銀行以外への出金 3万円未満の出金:550円、3万円以上の出金:770円
暗号資産の入金手数料ー(記載なし、暗号資産により異なる)
暗号資産の送付手数料暗号資産により異なる(例:BTCは0.0004BTC/回)

暗合資産の売買に関する取引手数料は銘柄によって異なるため、公式サイトの最新情報をご確認ください。

ビットフライヤー(bitFlyer)8つのメリット

ここからはビットフライヤー(bitFlyer)を利用する8つのメリットをご紹介します。

  • 口座開設がスマホから10分で完了する
  • 大手企業からの出資と事業提携
  • 顧客資産の信託保全と分別管理
  • 堅牢なセキュリティ体制
  • 暗号資産の種類が豊富
  • スマホアプリ・取引ツールが使いやすい
  • 取引手数料とリップルの合計手数料が安い
  • 電話・メール・チャットでフルサポート

1つずつ解説をご覧いただく中で、初心者から上級者までのニーズを満たす取引所だと分かります。

メリット①:口座開設がスマホから10分で完了する

ビットフライヤーではスマホをタップしていくだけで口座開設を完了することができます。

すでに他取引所の口座開設の経験がありスマホ操作に慣れている方なら、たった10分ほどで完了します。

本人確認書類として「免許証・マイナンバーカード・パスポート・在留カード」のいずれか1つを用意してください。

あとはスマホの説明に沿ってタップしていくだけで、お手軽にアカウントを作ることができます。

メリット②:大手企業からの出資と事業提携

続いては大手企業からの出資を受け事業提携をしていることです。

上記「特徴①:メガバンクのベンチャーキャピタルからの出資」のとおりですが、ビットフライヤーは日本トップクラスの数々のベンチャーキャピタルから出資を受けています。

ビットフライヤーの株主(一部)

SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、第一生命保険、三菱UFJキャピタル、三井住友キャピタル、Recruit Strategic Partners、VENTURE LABO、SBI Investment、電通イノベーションパートナーズ、Quick、GMO PAYMENT GATEWAY、GMO VENTURE PARTNERS、B DASH VENTURES、DIGITAL CURRENCY GROUP、east Ventures、if Incubate Fund

2023年以降、暗号資産交換業者は売買手数料をメインとする取引所・販売所ビジネスだけでは成長できないでしょう。

NFT・メタバース・DeFiなど新たなweb3テーマにあふれ、各取引所がスタートアップ企業と提携しながら挑戦を続けています。

まずはIEOなど暗号資産を核にした既存分野を拡充して収益基盤を固めていくでしょう。

新規事業の立ち上げにも期待が高まりますね。

メリット③:顧客資産の信託保全と分別管理

ビットフライヤーは顧客資産の保全と保管・管理を同社の経営資金とは完全に分けて行っています

  • 信託銀行による日本円の分別管理・信託保全
  • コールドウォレットによる暗合資産の分別管理

2020年5月1日に施行された「資金決済に関する法律」と「金融商品取引法」の改正に伴い、顧客の資産(日本円と暗号資産)がより安全に保管・管理される運びとなりました。

信託銀行による日本円の信託保全

顧客がビットフライヤーに入金した日本円は信託銀行に移されて安全に保管・管理されています。

かりにビットフライヤーが破綻したとしても、あなたの日本円は保全されていますし、万がビットフライヤーが契約する信託銀行が破綻した場合でも、信託法とよばれる法律によって同銀行からも切り離して取扱われて保全されるので安心してください。

コールドウォレットによる暗合資産の分別管理

ビットフライヤーは顧客資産専用のコールドウォレットで暗号資産を保管しています。

コールドウォレットとは:高いレベルのセキュリティで暗号資産を保管する方法。ウォレットはインターネットから切り離されており、セキュリティの虚弱性からハンキングされるリスクが限りなくゼロになります。

あなたがビットコインやアルトコインを預けておいても、ビットフライヤーのウォレットとは完全に切り離されて保管されます。

なお暗号資産には銀行が破綻したら1,000万円まで保護されるような法律がありません。

リスク対策については「暗合資産のハッキング対策について」をお役立てください。万が一の事態に備えて、安心して資産運用できる環境を整えていきましょう。

メリット④:堅牢なセキュリティ体制

ビットフライヤーの世界最高水準のセキュリティ対策はシステムと運用の大きく2つに分けられます

システム

ネットワーク、ログイン、暗号資産管理、インフラ、プログラム

運用

本人確認、ウイルス・ハッキング対策、資産の分別管理

参考:bitFlyer のセキュリティ(公式サイト)

上記はセキュリティ対策の大枠部分のみをリスト化しています。

日本の金融庁の審査は大変厳しく、暗号資産交換業者として登録された時点で堅牢なセキュリティ対策が担保されています

会社名株式会社 bitFlyer
登録番号暗号資産交換業 関東財務局長 第00003号

技術的な理解は大変難しいため、金融庁の認定を絶対基準とすることで一定水準の安心・安全を確保できます。

ビットフライヤーは関東財務局長からのお墨付き。同局は金融庁からの委任を受けて、暗号資産交換業者等の検査・監督も行っています。

メリット⑤:暗号資産の種類が豊富

ビットフライヤーが取り扱う暗号資産(仮想通貨)の種類は豊富で、ビットコインなどの主要銘柄とともに魅力的なアルトコインが追加されています

現物取引できる17種類の暗号資産

BTC、ETH、ETC、BCH、LTC、MONA、LSK、XRP、BAT、XLM、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR

レバレッジ取引はBTC/JPYで可能です。ビットフライヤーとともに業界を代表するコインチェックで17種類、GMOコインで22種類となっています。

上記「IEO(新規上場銘柄への投資)」の通り、ビットフライヤーにはELFとYAYが追加されるので、GMOコインに追従する格好です。

金融庁による厳しい審査との兼ね合いもありアルトコインを安易に追加できないですが、成長性の高いプロジェクトのトークンのIEOに期待していきましょう。

メリット⑥:スマホアプリ・取引ツールが使いやすい

ビットフライヤーのスマホアプリと取引ツールはとても使いやすく、時間と場所にしばられることなく快適な取引ができます

初心者の方がストレスなく使えるようにUIへのこだわりが強く、簡単取引所と販売所で暗合資産の売買に迷うことはないでしょう。

web3ではスマホネイティブの世代が暗号資産の投資を牽引しますから、アプリに使いやすさは徹底的にこだわっています。

また、プロ向け取引所のbitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)はスキャルピングとデイトレする方が高精度なテクニカル分析ができる仕様になっています。

メリット⑦:取引手数料とリップルの合計手数料が安い

販売所を使わない方と海外取引所を利用する方にとって、bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)は重宝します。

取引所の手数料(Maker, Taker)が安いので、リップルを購入してそのまま海外取引所でアルトコインを購入するための利用が広く知られています。

詳細は「ビットフライヤーの取引所でリップル(XRP)買い方・購入方法」にまとめたので、必要なときにお役立てください。

メリット⑧:電話・メール・チャットでフルサポート

ビットフライヤーは電話・メール・チャットで、あなたのお悩み・質問を早く丁寧なご対応で解消してくれます

  • 電話窓口:平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分(営業時間外は AI によるボイスボットにて対応)
  • メール:年中無休365日 9 時 00 分 ~ 19 時 00
  • チャット:年中無休365日 9 時 00 分 ~ 19 時 00

これから口座開設をする人や初めて暗号資産に投資する場合には、手続きや取引ツールの使い方で分からないことが出てくると思います。

また、平日が忙しい人にとって、休日・祝日もメールで対応してもらえるのは非常に心強いですね。

ビットフライヤーのユーザー満足度の高さは、サポートスタッフさんの早く丁寧なご対応の賜物と言えるでしょう。

8つに絞り込んで紹介したメリットは、老舗企業ビットフライヤーの実績に裏打ちされた総合力の高さの表れです。

ビットフライヤー(bitFlyer)3つのデメリット

ユーザー目線を徹底しているビットフライヤー(bitFlyer)ですが、メリットばかりではありません。

  • 取引所のアルトコインが見つからない
  • 取引所のアルトコインの取扱数が少ない
  • 三井住友銀行以外の送金手数料が高い

3つのデメリットについて解説します。

デメリット①:取引所のアルトコインが見つからない

Web検索していると「ビットフライヤーの取引所ではビットコインしか買えないの?」の質問をたびたび見かけます。

また、メディアやツイッターで取引所でイーサリアムやリップルが買えないと回答しているものも見かけました。

ようするに、ビットフライヤーの取引所はどこで何が買えるのか分かりにくいです。

原因は2つの取引所を作ったことと、取り扱っている暗合資産の数の違いや公式からの説明が不足していることにあります。

ビットフライヤー2つの取引所の違い

  • 簡単取引所:ビットコインのみ売買できる
  • bitFlyer Lightning:ビットコイン(BTC/JPY)と6種類の銘柄を売買できる

簡単取引所でアルトコインを売買できるようになれば、ビットコインに限らず流動性が高まっていくでしょう。

販売所はスプレッド手数料がかかるため、簡単取引所で売買できる銘柄が増えると利便性がよくなりますね。

初心者の方にもbitFlyer Lightningの使い方が分かるように、上記「リップルの買い方」のように図解を追加していきます。

デメリット②:取引所のアルトコインの取扱数が少ない

2つ目のデメリットは、取引所で売買できるアルトコインの種類が少ないことです。

ビットフライヤーに限らず、業界トップを競うコインチェックやGMOコインでも、取引所におけるアルトコインの取扱数が少ないです。

理由は主に、販売所のスプレッド手数料で利益率が高くなることによると言われていますが、スプレッドが1%超の間は販売所のメリットを打ち消しているように感じます。

一方でビットコイン・イーサリアム・リップルを取引所で買えるので、多くの長期投資家のポートフォリオにおける50%以上の資金をビットフライヤーで運用できるでしょう。

ただし、10倍以上値上がりするテンバーガーを目指したり、一攫千金を狙っている方にとっては、取引所のアルトコインの少なさがデメリットになりえます。

デメリット③:送金手数料が高い(三井住友銀行を除く)

見落としがちな点として、日本円の出金手数料が三井住友銀行を除いて高いことが上げられます。

  • 三井住友銀行への出金 3万円未満の出金:220円、3万円以上の出金:440円
  • 三井住友銀行以外への出金 3万円未満の出金:550円、3万円以上の出金:770円

こまめに入金・出金をして資金管理する方はご留意ください。

ビットフライヤー(bitFlyer)評判と口コミ

ここからは既にビットフライヤーを利用しているユーザーの評判と口コミをご紹介します。

ユーザーの生の評価は口座開設する前の不安や疑問の解消に役立ちます。

今回は大きく6つに分けて評判と口コミを整理し、第三者機関による評価も加えました

  • ビットフライヤー 口座開設の評判と口コミ
  • ビットフライヤー 入金・送金の評判と口コミ
  • ビットフライヤー 取引手数料の評判と口コミ
  • ビットフライヤー 暗号資産の種類の評判と口コミ
  • ビットフライヤー 販売所の評判と口コミ
  • ビットフライヤー IEOの評判と口コミ
  • ビットフライヤーの第三者機関による総合評価

上記内容を「ビットフライヤーの評判・口コミを徹底解説!やばい理由とは?」にまとめたので、アカウントを登録する前にご参考ください。

ビットフライヤー(bitFlyer)にしかないサービス

他の大手取引所にはないビットフライヤーならではのサービスを、上記「ビットフライヤー(bitFlyer)サービスの種類」からピックアップしました。

  • ビットコインをつかう
  • Braveと連携してBATをもらう
  • bitFlyerクレカ
  • bitWire SHOP
  • bitWire(β)
  • 友達招待プログラム
  • Tポイントをビットコイン交換

ビットフライヤーは現時点で暗合資産に興味がない方でも気軽に使えるように、ある種社会的課題を解決する役割を担った老舗の取引所です。

同社の決済システムを導入することで「ビットコインをつかう」と「bitWire SHOP」で小売店でもビットコインが使えるようになりました。

次世代高速ブラウザのBrave(ブレイブ)が広がれば、パソコンやスマホから気軽にBATを贈ることもできます。

bitFlyerクレカはいつもの買い物のポイント還元を、ビットコインやアルトコインでもらえるクレジットカードのモデルです。

友達招待プログラムにより、あなたも友人・家族もビットフライヤーからビットコインをもらえるインセンティブがあります。

Tポイントをビットコイン交換は、あらゆるポイント経済圏に拡張できるサービスです。PayPay、楽天ポイント、LINEなどのインフラとの提携が十分に考えられます。

当サイトがビットフライヤーとともに推薦するコインチェックとGMOコインは、社会に浸透するインフラ的サービスの提供に積極的ではありません

ビットフライヤーは暗号資産が日本に普及する重大な役割を担っていると言えるのではないでしょうか。

ビットフライヤー(bitFlyer)のキャンペーン・ボーナス

ただいまビットフライヤー(bitFlyer)では、暗号資産に投資する方へのプレゼントキャンペーンを開催しています。

口座開設キャンペーン

ビットフライヤーから2500円相当のビットコインがプレゼントされる口座開設キャンペーン
キャンペーン名口座開設キャンペーン
開催期間2022 年 11 月 10 日(木) ~ 未定
対象条件① 本キャンペーンページからエントリー完了 ② ご本人様確認のお手続き完了
プレゼント内容2,500 円相当のビットコインをプレゼント

まだ暗号資産取引所の口座を持っていない方には、大変おトクなキャンペーンです。

ビットコインなどを実際に取引する必要もないので、まずは口座を開設してみて、取引所の使い方などに慣れてみてください。

注意!ツイッターのフィッシング詐欺(偽キャンペーン)

ビットフライヤーのツイッター公式アカウントを真似してあなたの情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺の試みが横行していました。

キャンペーン告知を偽装して、ログインIDとパスワードを入手。その後、口座に預け入れている暗号資産(仮想通貨)を引き出す手口です。

偽物のビットフライヤーツイッターアカウントののフィッシング詐欺

いまでもツイートは残っていますが、「受け取りはこちら」で提示されたURL先の情報は削除されています。

また、上記「友達招待プログラム」で紹介したサービスにより、ツイッターにはビットフライヤーへの案内があふれているときもあります。

それが原因なのか、ツイッター上におけるビットフライヤーのキャンペーン告知にフィッシング詐欺が入り込みやすい状況が生まれているようです。

URLがhttps:の後に「bitflyer.com/~」となっていれば安心です。

面倒ですが、確認することを習慣にするだけでフィッシング詐欺対策になります。

ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設のやり方

それではビットフライヤー(bitFlyer)における口座開設についてご案内します。

  • アカウントの登録(新規アカウント作成)
  • 本人確認

2ステップだけで完了するので簡単です。

ステップ①:アカウントの登録(新規アカウントの作成)

まずはアカウントを登録する手順をご案内します。

スマホやパソコンの指示に従ってすすめていくだけで完了します。

  • ビットフライヤの公式サイトにアクセスする
  • メールアドレスを登録する
  • 登録アドレスに届いたURLをタップする
  • パスワードを設定する
  • 同意事項を確認する
  • 二段階認証の設定をする

スマホの操作になれていれば、5分ほどで登録できてお手軽です。

ステップ②:本人確認 2つの方法

続いて本人確認を進めていきましょう。

ビットフライヤーは2つの本人確認方法を用意してくれています。

  • クイック本人確認
  • 対面での本人確認

1つずつご案内します。

方法①:クイック本人確認

スマホから本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか1つ)をアップロードし、あなたの顔を撮影して完了です。

最短で10分が業界の標準になっていますが、時間にゆとりをもち、2,3時間以内に結果が届くくらいの気持ちで待っているのがよいでしょう。

方法②:対面での本人確認

ビットフライヤーから送られてきた本人確認に必要なレターを配達員から受取るときに本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・日本国パスポートのいずれか1つ)提示してレターを受け取ります。

その後、ビットフライヤーでの承認されると本人確認は完了です。2,3営業日ほどのゆとりをもっておくと丁度良いでしょう。

スマホでクイック本人確認は本当に簡単に本人確認が完了します。

指示通りにタップと少しの入力をしていくだけなので、手続きに慣れていない方にもオススメです。

ビットフライヤー(bitFlyer)がおすすめの人

ビットフライヤー(bitFlyer)はビットコインを軸に長期的な資産運用をしたい人に向いています

長期投資を楽にできるbitFlyerかんたん積み立てにより、ビットコインの収益のベースを作ります。

いつもの生活でbitFlyerクレカを利用すれば、ビットコインが貯まっていき、値上がりしたときのキャピタルゲインまで得られるチャンスに恵まれます。

ビットコインの決済システムの導入が全国に広がれば、ビットコインでの支払いが当たり前になるでしょう。

さらにTポイントと交換できるように、他のポイント経済圏との連携が広がれば、自動的にビットコインが貯まる効率が高まります。

もしビットコインだけの長期運用で物足りなくなったときは、アルトコインに対象を広げることができます。

短期トレードで大きく稼げるレバレッジ取引がありますし、高度なテクニカル分析を可能にするbitFlyer Lightningも用意されています。

初めて暗号資産の投資をする方は、まずはビットコインで1円からかんたん積み立てを始めてみるのがおすすめです。

慣れてきたら、簡単取引所でビットコインの短期トレードに挑戦し、それからアルトコインへとステップ・バイ・ステップで投資していくのが良いでしょう。

ビットコインだけでも短期~長期へと時間軸を変えた取引ができます。

まずは1円から始められるbitFlyerかんたん積み立てがお手軽にできておすすめです。

ビットフライヤー(bitFlyer)でよくある質問(FAQ)

ここからはビットフライヤー(bitFlyer)についてよくある質問(FAQ)と回答をまとめていきます。

ビットフライヤーの総資産とは何ですか?出金できますか?

マイアカウントに表示される総資産とは、現在保有している暗号資産(仮想通貨)の時価総額の合計を日本円で表示した金額です。

あなたが保有している暗号資産を直接銀行に出金することはできません。そのため、ビットフライヤーの取引所または販売所で売却して日本円に換金する必要があります。その後、日本円を銀行へ出金する運びとなります。

なお、他の取引所の暗合資産のまま送付(送金・出庫)することは可能です。

ビットフライヤーの取引所でイーサリアムを買えますか?

bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)を使うことでイーサリアムを取引所で買うことができます。

その他、ビットコイン・リップル・ステラルーメン・モナコインも購入可能です。

サービス概要は上記「bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)」にまとめたのでご参考ください。

ビットフライヤーで口座凍結になることはありますか?

利用規約に違反する行為をしない限り口座凍結になることはないでしょう。

業界は異なりますが、海外FX業者の中には稼ぎすぎる顧客の口座を凍結するブローカーの存在を確認できています。

一方で日本の暗号資産業界において暗号資産交換業者が規約違反をしていない顧客の口座を勝手に凍結した事例は報告されていないようです。

ただし金融庁から営業の認可を受けていない業者についてはわかりません。

リスク管理の一貫として、免許登録をしている国内取引所を利用することで詐欺等のリスク回避にもなります。

ビットフライヤー(bitFlyer)はビットコイン投資におすすめの取引所

ここまでビットフライヤー(bitFlyer)の概要にはじまり、2つの特徴、14種類のサービス、8つのメリットと3つのデメリットを解説してきました。

冒頭の3つの大切なポイントと記事の内容をふまえて、ビットフライヤーとは?を4つにまとめてみます。

この記事のまとめ

  • ビットフライヤーはメガバンクのベンチャーキャピタルを中心に出資を受ける老舗の暗号資産取引所
  • ビットフライヤーはビットコインの取引量6年連続No.1かつ業界最長7年以上ハッキング0(ゼロ)を実現
  • ビットフライヤーは暗号資産を普及させる決済インフラ整備で社会的課題の解決を担う企業
  • ビットフライヤーは特にビットコインを軸に長期的な資産運用をしたい人に向いているおすすめの取引所

初心者から上級者のニーズを満たすサービスを提供できる取引所がビットフライヤーです。

この機会に口座を開設して、友達招待プログラムで家族・友人を招き、ビットコイン投資の素晴らしさを伝えてみてはいかがでしょうか。

あなたにこの記事を「ビットフライヤー大全」としてブックマークしてもらうため、今後も最新の有益な情報をお届けしていきます。

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