
今回は買い物ついでにビットコインを貯めたい方へ、ビットコインがもらえるクレジットカードを分かりやすく解説します。
ビットコインが貯まるクレジットカードってなに?
なんでビットコインがもらえるクレカの発行が増えているの?
ポイントカードよりビットコインカードがお得な理由は?
こんな疑問がスッキリ解決する内容です!
この記事でわかること
- ビットコインが貯まるクレジットカードの特徴とメリット・デメリット
- ポイントカードよりビットコインカードが将来的に大きく稼げるかもしれない理由
- ビットコインが貯まる還元率が高くておすすめのクレジットカード
ビットコイン(BTC)への投資を始めたいけど、価格が下がって損をしたくない方も多いはず。
BTC購入のたびに手数料も調べないといけないし、なかなかビットコインを買えなくて悩んでいませんか。
この記事ではビットコインに投資する前に、損するリスクをゼロにしてBTCを貯めたい方へ、ビットコインカードの特徴を分かりやすく解説しています。
メリットやデメリットを理解して、普段の買い物でポイントをもらう代わりにビットコインを貯めていきましょう!
ビットコインが貯まるクレジットカードとは?
ビットコイン(BTC)が貯まるクレジットカードとは、普段の買い物やサービスでポイントが貯まる代わりに、ビットコインがもらえるクレカのことです。
ポイントの代わりにBTCが貯まるだけなので、ビットコインカードの登録や発行条件、使い方に全く違いはありません。
2022年4月時点でビットコインがもらえるクレジットカードを発行しているのは、暗号資産取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)のみとなります。
ビットコインカードの人気は高く、2022年12月1日に申込み受付を開始し、わずか3日間で登録数10,000件の大台を突破しました!
日本でもビットコインが普及すると考えられており、BTCが貯まるビットコインカードの種類が増えることへの期待が高まりますね。
ビットフライヤーは金融庁の厳しい審査基準に合格した暗号資産取引所なので安心です。
なぜビットコインカードの発行が増えているのか?
日本に住んでいると実感しにくいのですが、欧米では飲食の支払いなどビットコインが日常生活に溶け込んでいます。
中東ドバイでは、政府主導で仮想通貨市場の発展を目指す流れのにあり、不動産開発業者がビットコインやイーサリアム(ETH)の支払いに対応しています。
中央アメリカのエルサルバドルに至っては、21年9月にビットコインを世界で初めて法定通貨に採用しています。さらに22年4月に中央アフリカもBTCを法定通貨に決定しました。
すでに外国で発行されているビットコインが貯まるクレジットカードの一例です。
- BlockFi Rewards Visa® Signature Credit Card
- Brex 30 Card
- Gemini Credit Card
- Nexo Card
- SoFi Credit Card
- Bonus — Celsius Card
世界の大きな流れはビットコインの普及に進んでおり、保守的と言われる日本でも広くBTCが広く使われることを想像できますね。
それゆえ、暗号資産取引所を中心に国内でもビットコインカードの発行が増えていくと考えられます。
岸田NFTが象徴するように、日本もWeb3.0時代への対応を進めています。
ビットコインが貯まるクレジットカードのメリット
ビットコインカードを使うメリットは4つあげられ、通常のポイント還元にはない特徴ばかりです。
- ビットコインの価格上昇で稼げる可能性がある
- いつもの買い物とサービス利用でビットコインが貯まる
- 投資と違ってお金を失う損をしない
- 貯まったビットコインを投資に活用する機会が得られる
それではビットコインカードの最大の特徴から見ていきましょう。
メリット1:ビットコインの価格上昇で稼げる可能性がある
1つ目のメリットは、貯まったビットコインの価格が上昇して稼げる可能性があることです。
通常のクレカの利用でもらえるポイントは、1ポイント=1円などに固定されていますね。
発行元が期間限定で1ポイント=2円などのキャンペーンを行うこともありますが、このポイント自体の価値が高まって、1ポイント=2円、3円・・・となることはありません。
一方で、ビットコインは株式と同じようにBTC自体の価値が時間経過とともに変わっていきます。
そのため、価格が安いときにビットコインを受け取っていれば、BTC価格の上昇により何もしないで稼げる可能性があります。
例えば、貯まったビットコイン0.01BTC=40,000円だったものが、1ヶ月後に0.01BTC=50,000円に上昇して完全放置で稼げることもありえます。
ポイントだけが貯まるクレジットカードにはないメリットで、ビットコインカードが注目される1番のポイントです。
メリット2:いつもの買い物とサービス利用でビットコインが貯まる
2つ目のメリットは、いつもの買い物とサービス利用でビットコインが貯まることです。
クレジットカードの利用で貯まっていたポイントがビットコインに置き換わるだけ。この気軽さはビットコインが日本円のように身近な存在になる大きな役割を果たすでしょう。
いままでビットコインを保有するとなると、暗号資産取引所に口座を開設して、値動きを気にしながら売買する必要がありました。
こんな手間を一切なくしてビットコインがもらえることから、ビットコインカードの普及が見込まれます。
メリット3:投資と違ってお金を失う損をしない
3つ目のメリットは、投資と違ってお金を失う損をしないことです。
ビットコインへの投資を始めたいけど、購入した直後に価格下落が損失が心配で悩んでいませんか?
そんな方は無理にBTC投資から始めずに、まずはビットコインをためてどのように使えばよいか慣れていくことをおすすめします。
私たちにはお金を損したくない本能があり、脳科学的にも証明されていますよ。
本能に打ち勝ってビットコインへ投資することは、誰でも大きなストレスがかかることなので安心してくださいね。
短期間で大きく稼ごぐ欲を捨てて、まずはクレジットカードでBTCを貯めてみることから始めてはどうでしょうか?
実際にビットコインと商品・サービスの交換を通じて使い方に慣れてくるので、それから投資を考えてみるのが良いでしょう。
メリット4:貯まったビットコインを投資に活用する機会が得られる
4つ目のメリットは、貯まったビットコインを投資に活用する機会が得られるだろうことです。
これはクレジットカード発行元次第なのでなんとも言えませんが、ビットコインの性質上、商品・サービス・日本円に交換しないと使えないということは考えにくいです。
例えば、日本で初めて※ビットコインが貯まるクレジットカード「bitFlyer クレカ」を発行したビットフライヤーでは、暗号資産への投資にそのまま使うことができます。
※ 株式会社ショッパーズアイ調べ
調査方法:国内に於ける暗号資産付与のクレジットカード展開状況に関するデスクリサーチ及びヒアリング調査(2021年10月8日~20日)
調査対象:金融庁HP「暗号資産交換業者登録一覧」31社(2021年10月4日時点)
ビットコインクレカはショッピングやサービスを通じてBTCに親しみ、そのままビットコインをはじめとした暗号資産への投資を広める橋渡し役になるでしょう。
ビットコインが貯まるクレジットカードのデメリット
BTCがもらえるビットコインクレカのデメリットを3つにまとめました。
- 日本でビットコインを使える店が少ない
- 交換できる商品・サービスが少ない
- ビットコインが価格下落で価値が減少する
ビットコインを使える所が増えたらデメリットも解決できそうですね。
デメリット1:日本でビットコインを使える店が少ない
1つ目のデメリットは、ビットコインを使える店が少ないことです。東京都心部の飲食店で着々と増えているもの、まだ時間がかかりそうですね。
ただし、家電量販店のビックカメラ・コジマ・ソフマップ、メガネ専門店のメガネスーパー、旅行代理店のH.I.S.がビットコイン支払いに対応しました。
大手企業がBTC支払いに対応すれば、自ずとビットコイン払いに対応する店が増えていくものですので、時間が解決するのを待ちましょう。
ビットコインの還元率が低い
2つ目のデメリットは、ビットコインの還元率が低く設定されやすいことです。
たとえば、年会費無料でスタンダードタイプの各社クレジットカードとbitFlyer クレカを比べてみました。
クレジットカード名称 | 還元率 | 年会費 |
---|---|---|
bitFlyer クレカ | 0.5% | 無料 |
楽天カード | 1.0% | 無料 |
dカード | 1.0% | 無料 |
JCBカード W | 1.0% | 無料 |
2022年5月時点に発行されているビットコインが貯まるクレジットカードがbitFlyerクレカのみでサンプル数が少ないです。
クレカ発行元は自社サービスを利用し続けてもらいたいので、何にでも使えるビットコインの還元率は低く設定されるでしょう。
ビットコインが価格下落で価値が減少する
3つ目のデメリットは、上述の稼げる可能性の裏返しとなります。
たとえば、ビットコインクレカを利用してBTCを獲得した日のビットコイン価格が0.01BTC=50,000円とします。
1ヶ月後に0.01BTC=45,000円になっていたら、日本円で交換できる商品・サービスがグレードが下がってしまいますね。
ただし、これは日本円基準で考えているから。ビットコイン基準で考えたらどうでしょうか?
ビットコイン基準?言ってる意味がわからない......。
私たちはどうしても日本円に換算する癖がついています。日本国内であらゆる売買を完結できたためです。
しかし、世界では米国ドルを基準にして交換が行われており、いちいち自国の通貨で計算しなおすことは面倒な作業なんです。
ビットコインは主要通貨に換わる位置づけになるかもしれない暗号資産として認められつつあります。
つまり、ビットコインをそのままBTCで使うのが当たり前で、日本でも日本円に計算しなおす必要がなくなればこの問題はなくなります。
BTCが世界共通で使えるようになったらお手軽ですね!
ビットコインが貯まるおすすめのクレジットカード
買い物やサービスの利用でビットコインが貯まる国内のクレジットカードは「bitFlyer クレカ」のみです(2022年6月4日時点)
新たなビットコインカードが発行されたら、最新情報を掲載していきます。
bitFlyer クレカ(ビットフライヤークレカ)

カード名称 | bitFlyer Credit Card スタンダード | bitFlyer Platinum Card プラチナ |
---|---|---|
ブランド | Mastercard | Mastercard |
ビットコイン還元率 | 0.5% | 1.0% |
初年度年会費 | 無料 | 無料 |
2年目以降年会費 | 無料 | 16,500円(税込み)※カードショッピング年間150万円以上(税込)利用で無料 |
付帯サービス | カード盗難紛失補償 | カード盗難紛失補償 旅行傷害保険 ショッピングガーディアン保険 空港ラウンジ Mastercard® Taste of Premium® |
bitFlyer クレカの最新キャンペーンや新たにリリースされるビットコインカードについて随時まとめていきます。
ビットコインが貯まるクレジットカードはこんな方におすすめ
ここまで特徴やメリット・デメリットを見てきて、こんな方にビットコインが貯まるクレジットカードをおすすめします。
- ビットコインへの投資を始めたいけど、購入後のBTCの価格下落で含み損を抱えたくない方
- 日本にビットコインが普及する前に、ビットコインの使い方に慣れておきたい方
- ポイントカードのメリットよりも、貯まったビットコインの価格上昇の価値が高いと考える方
- すでに暗号資産に投資をしており、クレジットカードに貯まるポイント分も仮想通貨にしたい方
僕たちは日本人は、初めての物事に対する警戒心が高いほうだと思います。一方で、一度OKしたものは全国への普及が早いものです。最近ですと、コロナワクチンや企業のDX化が好例です。
ビットコインの普及についても、GOサインがでたら早いでしょうから、BTCがもらえるクレジットカードで暗号資産になれておくのも良いですね。
ビットコインが貯まるクレジットカードについてよくある質問
最後にビットコインクレカについてよくある質問と回答をご紹介します。
ビットコインクレカで他の仮想通貨を購入できますか?
はい、クレジットカード自体に購入してはいけない仮想通貨としての基準は設けられないのでご安心ください。利用する暗号資産取引所がクレジットカード支払いに対応していれば問題なく使用できます。
ビットコインクレカの申込みに特別な審査基準はありますか?
2022年6月時点で唯一のbitFlyer クレカでは、一般的なクレジットカードと同様の条件です。付与されるポイントが仮想通貨のビットコインに換わるのみなので、今後リリースされるビットコインクレカも同様の審査基準と考えて良いでしょう。
貯まったビットコインが自然に消失することはありますか?
bitFlyer クレカを参考にすると、アカウントを解約した場合に限られています。通常のポイントカードと同様で、ご自身で解約・退会されたり発行元が倒産でもしない限り、貯まったビットコインが自然に消失することはありえないと考えるのが自然ですね。
ビットコインが貯まるクレジットカードのまとめ
日本にビットコインが普及する前に、BTCがもらえるクレジットカードの種類が増えていきそうですね。
この記事のまとめ
- ビットコインが貯まるクレジットカードとは、ポイントをもらう代わりにBTCが貯まるクレカのこと
- ポイントカードとの大きな違いは、ビットコインカードはBTCの価格上昇で稼げる可能性がある
- ビットコインを獲得した時からBTC価格が下落すると貯まったビットコインの価値が減少する
- ビットコインへの投資とが違い、ビットコインカードでお金を失う損失リスクはない
ここまでご覧いただいたみなさんは、ビットコインの未来を明るく考えて方ばかりだと思います。
ビットフライヤーが先人を切ってくれたので、その他の暗号資産取引所が続き、証券会社、メガバンクがビットコインカードを発行したら本格的にBTCが日本に浸透するときでしょう。
その時代にそなえて、ビットコインが貯まるクレジットカードをご利用になってください。